当社では、ネット検索を経由して集客ができる集客ホームページ制作を請け負っております。
集客ホームページとは、読んで字のごとく集客ができるホームページのことです。
集客ホームページでは、格安のホームページ制作と異なり、次のようなことを行うことが特徴です。
- ターゲット層が明確
- 入念な分析や設計がなされている
- ホームページの流入経路の分析
- 検索市場分析
- ホームページの導線設計
- 強力なSEO対策がされている
- ランディングページがある
これらの特徴について、次の目次に沿ってご説明いたします。集客ホームページにご興味を持たれましたら、ぜひ当社にご相談ください。
ターゲット層の想定
集客ホームページの最初の特徴として、ターゲット層の想定を採り上げました。ターゲット層とは、ホームページで集客したい人物や企業のことです。
ターゲット層を明確にする
格安のホームページを制作するときのターゲット層の想定は、「ホームページを見てくれる人」という漠然としたものです。集客ホームページでは、ターゲット層を幅広く想定し、特に集客したいターゲット層は、かなり明確化します。
このときに、会社の方針としての対象顧客、商品やサービスが理想とする対象顧客、既存の顧客などを検討し、集客ホームページのターゲット層を決めます。これを明確にしておかないと、集客ホームページを設計し、制作していく段階で、「あれも入れたい、これも入れたい」と各所から要望が出て、ツギハギだらけのかっこ悪いホームページになってしまうのです。
ツギハギだらけのホームページは、万人向けのホームページになっているのですが、ターゲット層には伝わりにくいホームページになってしまっているので、集客が難しくなるわけです。
集客ホームページの特徴として、「ターゲット層を明確にする」ということがあります。
制作業者側に問われるコミュニケーション力
ターゲット層を明確に決めることは、ホームページ制作の依頼者側ではかなり難しいことですし、どこまで明確にしたら良いのかわからない場合が多いです。
ターゲット層の想定は、場合によってはそれだけで打ち合わせ面談を3回ほど行います。集客ホームページ制作全体では、打ち合わせ回数が10回を超えることもよくあります。
ホームページ制作会社側のディレクターには、お客様との人間関係を構築するスキル、お客様から言葉を引き出すスキル、それをまとめてホームページ用の原稿としてまとめられる技術といった、コミュニケーション力が求められます。
このように、制作者側の担当者には、高いコミュニケーション力が求められることも、集客ホームページの特徴と言えます。
依頼者側のご担当者様との円滑な対話や連絡、打ち合わせ会議でのプレゼンテーション能力、ときには説得力といったコミュニケーション力が必要です。当社の集客ホームページ制作のスタッフは、全員がコミュニケーション研修やコーチングスキル研修を受けて、コミュニケーション力を高めるように努めています。
ホームページの流入経路の分析
集客ホームページの特徴として、格安のホームページとは設計方法が異なることが特徴です。まず、ターゲット層が想定できたら、ターゲット層がどのような経路でホームページに訪れるのかを分析します。
この流入経路の分析は、現在公開されているホームページのアクセス解析で分析するのではありません。これから集客したいターゲット層が、どのようにホームページに訪れるのかを、想定することです。
主なホームページの流入経路
流入経路とは、どこからホームページに訪問するかの経路のことです。ホームページへの流入経路には、たくさんの種類がありますが、主なものは次の通りです。
- 検索エンジンのネット検索(自然検索エリア、リスティング広告)
- SNSのリンク(XやFacebook、Instagramなど)
- 他のホームページの広告掲載(ニュースサイトなど)
- チラシのQRコード
- 名刺のQRコード
- ブラウザの「お気に入り」に登録してのアクセス
集客ホームページでは、ホームページを見てもらって自社商品の良さを訴求し、購入してもらいやすい内容になっているのですが、ホームページにアクセスがなければ売れません。ホームページのアクセスが倍に増やせたら、単純計算で集客数が倍に増えます。
流入経路を想定したホームページ設計
集客ホームページを設計する前に、ターゲット層が何を経由してホームページに訪れるのかを想定し、その数を増やすことを考えます。
流入経路毎にターゲット層が求めていることが異なります。
例えば、チラシを見た人がQRコードを辿ってホームページを見てくれる場合には、「もっと情報を知りたい」ということが多いことでしょう。そういった方には、商品やサービスの情報を主としたページを制作しておいて、そこにQRコードを読み取ってもらって誘導することが大事です。
このように、ターゲット層がどのような経路でホームページに訪れるかによって、ターゲット層がお問い合わせや注文などの行動をしてもらいやすいホームページの内容が異なるのです。つまり、集客ホームページを制作するときは、流入経路を想定してホームページを設計することが求められます。
検索エンジンのネット検索経由でのアクセス
これらの流入経路の中で、もっともアクセス数を増やしやすい方法が、検索エンジンのネット検索です。ネット検索をした人にホームページに訪れてもらう方法は、自社ホームページのリンクを自然検索エリア、もしくは広告エリアの上位部分に表示させることです。
自然検索エリアとは、検索エンジンでネット検索したときに、広告の下側に自然に表示される10個ほどのリンク部分です。自然検索エリアに表示させる方法をSEO対策と言います。
ネット検索でホームページに訪れる人は、ネット検索で調べごとをしている人がほとんどです。そういったターゲット層には、調べごとの答えとなるコンテンツページを用意しておき、SEO対策をして上位ヒットさせることが大事です。
SEO対策については、後ほど触れたいと思います。
検索市場分析
集客ホームページでは、市場分析を行います。ターゲット層がホームページに流入してくれるためには、次の2つのことを知らなければなりません。
- ターゲット層のこと
- 競合他社のこと
格安のホームページ制作では、これらのことをほとんど分析されることがありません。ターゲット層の分析では、せいぜい「自社の商品を買いたい人」といったあいまいな想定しかしませんので、詳細に分析ができません。また、競合他社も依頼者が気にしているホームページをいくつか確認し、どのようなデザインなのか、どのようなページを作成しているのかといった、簡単な分析しかしません。
集客ホームページ制作では、ターゲット層や競合他社の分析を入念に行うことも、大きな特徴です。
ターゲット層が、競合他社ではなく自社にて商品やサービスを購入してもらうためにはどうしたら良いのか、入念に検討しホームページの設計に活かします。
ターゲット層の分析
ターゲット層を明確にすることが、集客ホームページ制作の特徴であることを述べましたが、ターゲット層が決まったら、次にその分析を行います。
ターゲット層にはお困りごとがあるはずです。どのようなお困りごとがあり、その解決策をネット検索で探すために、どのような検索キーワードで検索するのかを分析します。
当社では、考えられる限りのターゲット層を想定し、検索キーワードを100種類以上分析しています。多い場合には800種類ほどの検索キーワードを分析したこともあります。
また、検索キーワードによってターゲット層が何を考えているのか、何を目的としているのかが異なります。その例を3つご紹介いたします。
- 「クリスマスプレゼント」で検索
- どのような通販サイトがあるか、どのようなクリスマスプレゼントがあるのか、漠然と探している
- 「クリスマスプレゼント 通販サイト」で検索
- クリスマスプレゼントを扱っている通販サイトを探している
- 「クリスマスプレゼント 20代 女性 おすすめ」で検索
- 20代の女性にクリスマスプレゼントをしたいので、何かおすすめのものを探している
このように、ターゲット層が何を考えているのか、何を目的として検索しているのかによって検索キーワードが異なります。
1種類の検索キーワードのことを「単ワード」、複数の検索キーワードを組み合わせたキーワードのことを「複合ワード」と言います。複合ワードであればあるほど、購入したいという欲求が強くなっていることがわかります。
このように、上位ヒットを狙う検索キーワードの内容によって、掲載されるべきコンテンツ内容が異なってくることが、ご理解いただけると思います。
競合他社の分析
ネット検索結果には競合他社が存在します。ここで述べる競合他社とは、自社が普段から認識している競合他社ではなく、ターゲット層がネット検索したときに上位ヒットしてくるホームページのことです。
SEO対策したい検索キーワードが決まったら、その検索キーワードでネット検索し、上位ヒットしてくる競合ホームページのSEO強度を分析します。その結果によって、自社ホームページのSEO対策の方法や強度を検討します。
SEO対策の方法や強度によって、費用が異なります。SEO対策することによって集客が見込めるわけですが、その効果とSEO対策の費用とが割に合うか、費用対効果が見込めるかどうかを分析します。
そのときに、同時に競合ホームページに掲載されているコンテンツを分析し、自社商品に競争力があるのかを分析することが大事です。いくら上位ヒットできたとしても、同じく上位ヒットしている競合商品よりも強みがあって、初めて売れるからです。
競合商品と自社商品の強みを比較分析し、自社商品の強みが負けていると思われる場合は、商品の改善、サービスの改善なども行います。当社のWeb集客コンサルティングはそのようなことも支援しています。
集客ホームページの導線設計
格安のホームページであれば、お問い合わせフォームのページを制作しておき、全ページの上側と下側などに、お問い合わせフォームに飛ぶことができるリンクを設置していると思います。また、それ以上のことは考えられていません。
集客ホームページでは、ホームページに訪れたターゲット層がどのようにして、お問い合わせや注文などの行動をしてくれるのか、導線設計をします。
ターゲット層がお問い合わせや注文をするためには、ホームページの訪問、商品ページの閲覧、お問い合わせフォームへの移動と入力・送信など、いくつものハードルがあります。集客ホームページは、ターゲット層がそういったハードルをストレス少なく超えていけるように、設計されます。
例えば、ある製品を購入したいと思っている人がいたとします。その人は、何社かのホームページを訪れて、スペックや価格などを比較して、自社に合ったものを購入することが多いはずです。そのときに、製品ページにスペックなどの情報が詳しく記載されていたり、製品の資料をもらえたりしたら、後でも確認しやすいので嬉しいと思います。
そのようなターゲット層を想定したホームページでは、製品毎にランディングページを制作しておいたり、単にお問い合わせができるだけでなく、資料請求ができるように設計したりした方が良いでしょう。
集客ホームページのSEO対策
任意の検索キーワードで検索したときに、自然検索エリアに自社のホームページを表示させる手法のことを、SEO対策といいます。SEO対策は、「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の略です。
当社が行っているSEO対策の方法をおおまかにご説明すると、主に「SEO対策の土台構築」と「優良コンテンツの充実化」を行います。
SEO対策の土台構築
SEO対策の土台構築では、図にあるように主に次の4つのことを行います。
- サイト構造の最適化
- HTML設計の最適化
- モバイル対応
- 表示速度アップのための最適化
サイト構造の最適化とは、ホームページを構成するページの階層構造を、検索エンジンに好かれるように設計することです。
HTML設計の最適化とは、各ページのHTMLタグの用い方です。HTMLタグの使い方を間違うと、検索エンジンがキーワードを正しく認識してくれない場合があることも考えられます。HTMLタグを正しく使用することはもちろんのこと、ページ中に盛り込まれたキーワードが正しく認識されるように設計します。
モバイル対応は述べるまでもありません。検索エンジンの代表格であるGoogleでは「モバイルファースト」という言葉があります。モバイルに対応したホームページを最初に考えるという意味です。PC用のホームページが上位ヒットしないことはありませんが、モバイル対応にした方が上位ヒットしやすくなります。
また、モバイルファーストで重要な考え方として、「モバイルでも表示速度に問題がないこと」があります。SEO対策では、ホームページのHTMLや画像などを最適化して、ホームページの表示速度を早めることも大事です。
集客ホームページでは、ホームページのアクセス数を増やすために、強力なSEO対策を行います。そのためにも、土台構築が大事です。
優良コンテンツの充実化
SEO対策では、1つや2つの検索キーワードで上位ヒットしても、アクセス数はほとんど増えません。100種類や200種類といった、たくさんの検索キーワードで上位ヒットさせることで、アクセス数を飛躍的に増やすことができます。
このように、たくさんの検索キーワードで上位ヒットさせるSEO対策のことを、ロングテールSEOと言います。ロングテールSEOを行うためには、コンテンツ量を増やすこと、つまりはページ数を増やすことが大事です。
また、コンテンツ量を増やしても更新しなかったり、量産したコンテンツの質が悪かったりしたらSEO対策の効果が下がってしまいます。
SEO対策では、投稿されたページの更新をすることや、質の高いコンテンツを投稿することが大事です。
このように、集客ホームページでは、SEO対策を主体としてアクセス数を増やす施策が行われることが特徴です。
ランディングページの制作
SEO対策などのアクセス数を増やす施策をしても、訪問者がお問い合わせや注文などの行動をしてもらわないと、集客ホームページとは言えません。
訪問者が行動をしてもらいやすくするために、情報量を多くしたり、ターゲット層が知りたい情報に絞り込んで掲載したりします。そうすることで、コンテンツ量を増やしたり、質の高いコンテンツを掲載したりすることができるので、SEO対策にもなります。
ランディングページとは?
さて、ターゲット層が知りたい情報をすべて掲載すると、ページが長くなってしまいます。商品やサービスを探しているターゲット層としては、出来る限り情報を知りたいところですので、多少長いページでも見てもらえます。そのような長めのページのことを、ランディングページといいます。
ランディングページですと、商品やサービスの良さを余すことなく伝え、ターゲット層に響く言葉を羅列して、お問い合わせや購入などにつながりやすいコンテンツで導線設計されているので、集客力の高いページです。
ランディングページを見た人は、商品が簡単に紹介されているページを見た人よりも、圧倒的に高めることができます。つまり、ランディングページを導入することで、集客ホームページの効果をさらに高めることができます。
ロングテールSEOとランディングページを組み合わせた導線設計
ランディングページは、アクセスがあったら集客がしやすいページですが、アクセスがゼロですと集客数がゼロです。そこで、SEO対策と組み合わせること、とくにロングテールSEOと組み合わせて導線設計することが大事です。
まず、SEOコンテンツページを量産して、検索者の興味を引くコンテンツを掲載しておきます。そのページに、商品やサービスに興味を持ってもらえる内容を掲載しておくことで、一部の人をランディングページに誘導することができます。
ランディングページ単体であれば、アクセス数があまり増やせなかったとしても、ロングテールSEOでランディングページの流入数を増やすことができます。すると、その分だけお問い合わせや注文の数が増えます。
ランディングページを制作することは必須ではありませんが、何か製品を製造・販売していたり、サービスを提供していたりしている企業が集客ホームページを制作したいとお考えであれば、ランディングページをおすすめします。
ネット検索経由での流入経路としてSEO対策が効果的です。特にロングテールSEOがおすすめです。また、アクセスしてきた人がお問い合わせや資料請求などの行動を取ってもらえるようにする割合を増やすため、ランディングページを制作し、ネット検索経由での導線を作ることが大事です。
このように、集客ホームページの特徴は、ターゲット層の想定や検索市場分析、流入経路の検討、SEO対策やホームページの導線設計など、入念な企画・設計が行われることです。
集客ホームページを制作して、ホームページ経由で新規顧客獲得数を飛躍的に増やしたい方は、ぜひ当社のサービスをご利用ください。
この記事の著者
経営・集客コンサルタント
平野 亮庵 (Hirano Ryoan)
国内でまだSEO対策やGoogleの認知度が低い時代から、検索エンジンマーケティング(SEM)に取り組む。SEO対策の実績はホームページ数が数百、SEOキーワード数なら万を超える。オリジナル理論として、2010年に「SEOコンテンツマーケティング」、2012年に「理念SEO」を発案。その後、マーケティングや営業・販売、経営コンサルティングなどの理論を取り入れ、Web集客のみならず、競合他社に負けない「集客の流れ」や「営業の仕組み」をつくる独自の戦略系コンサルティングを開発する。