ホームページを持っている会社であれば、どうしたらアクセスを増やせるのか、一度はお考えになられたことでしょう。
ホームページのアクセス数が増えたら、その分だけ新規顧客を集客できることが可能となります。
また、ホームページにアクセスした人がいても、全ての人がお問い合わせや資料請求などのコンバージョン(CV)に結び付くわけではありません。ホームページで集客をしたい場合は、アクセス数を増やすだけでなく、コンバージョン率(CVR)を高めることも大事です。
さて、ホームページのアクセス数を増やす主な方法は、次の3種類です。
- SEO対策
- リスティング広告
- SNSや他のホームページにリンクを張る
このコラムでは、それぞれの方法についてメリットやデメリットをご説明するので、会社の事情に合わせてお選びください。
SEO対策
SEO対策とは、ネット検索をしたときに、自社のホームページを上位ヒットさせる施策のことです。SEO対策について、ご説明いたします。
SEO対策は古いのか?
SEO対策をご提案すると、顧客から「SEO対策はもう古い」と言われることがあります。確かにSEO対策という言葉が日本に上陸して18年ほど経過しているので、古いと言えます。
しかし、古いことと有効であることは別問題です。
例えば、新聞折込チラシは大正時代に普及したと言われています。100年以上経過したのにもかかわらず、未だに存在しています。それはまだ有効なPR方法だからです。
SEO対策が知られ始めてから15年ほど経過しましたが、SEO対策の手法は進化し、とても効果的であることを、当社のクライアント企業様が証明してくださっています。
SEO対策の方法
SEO対策の方法は、今では多岐に渡るため、一言で表現することが難しくなりました。具体的な施策を箇条書きにすると、次の通りです。
- サイト構造の改善
- HTML・CSSの改善(スマホ対応を含む)
- 各ページのコンテンツ追加・修正
- 表示速度の改善
- ページの量産
これらの方法は、ペナルティを受けてしまう可能性のある強引なSEO対策ではなく、検索エンジンに好まれやすい自然なSEO対策の方法です。当社では、「ナチュラルSEO」と呼んでいます。
これらの手法を自社内のスタッフだけで行うことは、費用対効果が合いません。そこで、SEO対策業者と連携して施策をすることが大事です。そして、どのような業者と組むべきかが、企業の成長にとって大事になります。
SEO対策業者の選び方
集客は企業にとって生死を分ける部分です。そして、SEO対策は集客に有効な手法ですので、SEO対策を業者に任せ切らずに、ある程度自社でノウハウを身に付けた方が良いです。
そういったことから、SEO対策業者選びでは、自社スタッフにノウハウを伝授してくれる業者を選ぶべきです。
そして、SEO対策業者選びでもう一つ。
SEO対策の目標は、狙った検索キーワードでの上位ヒットですが、目的は集客です。SEO対策業者を選ぶポイントは、SEO対策そのものの知識や技術、実績は大事なのですが、それだけでなく「集客についての知識や技術、実績のある業者を選ぶべき」なのです。
SEO対策のメリットとデメリット
SEO対策は、今現在でも高い集客効果が期待でき、クライアント企業様によっては、SEO対策に過度の期待を寄せてくださる方もいらっしゃいますが、もちろんデメリットもあります。
SEO対策のメリット
SEO対策の効果は、ネット検索したときに自社ホームページを上位ヒットさせられることです。そのことによって、さまざまなメリットが得られます。
SEO対策のメリットは、次の通りです。
- ホームページのアクセス数を増やすことができる
- 新規顧客の獲得や、顧客情報を得ることができる
- SEO対策の仕方にもよるが、一度上位ヒットしたら順位が下がらない
- お問い合わせからクロージングまでの労力が軽減され、時間が早まる
- 強力なロングテールSEOで、競合他社のネット戦略を牽制することができる
ロングテールSEOとは、たくさんの検索キーワードで上位ヒットを狙うSEO対策の手法の一つです。
これらのメリットが得られるようになってくれば、ホームページの存在意義は、単なる広告宣伝でなく、集客し続けてくれる資産に変化したことになります。
SEO対策のデメリット
SEO対策には、もちろんデメリットもあります。SEO対策のデメリットは、次の通りです。
- 施策方法に熟練技術を要する(外注費がかかる)
- 上位ヒットするかどうかは、検索エンジンにゆだねられる
- 成果が目に見えてわかるようになるまで半年以上かかる
- コンテンツの量産に多大な労力(精神力や集中力)がいるので、慣れないうちは疲れる
- ネット検索されない商品やサービスは集客できない
これらの中で、「コンテンツの量産」がもっともボトルネックになりやすいものです。コンテンツの量産ができるようになったら、SEO対策のゾーンに入り、面白いぐらいに集客ができるようになります。
リスティング広告
リスティング広告とは、ネット検索したときに検索結果画面の上側や下側に表示されたり、ホームページに貼り付けられたりした広告のことです。代表的な検索エンジンの広告は、次の3つです。
- Google=Google広告
- Yahoo!=Yahoo!広告
- Bing=Microsoft Advertising
なお、Bing広告(Microsoft Advertising)は、Yahoo!広告からも利用できるようです。
リスティング広告の方法
リスティング広告の方法は、詳しくはGoogleやYahoo!などのリスティング広告の説明をご覧いただきたいと思いますが、基本的には次の流れに沿って行われます。
- リスティング広告に登録する
- 広告代金を先に支払い(課金)する
- 広告を作成する(キャッチコピーや説明文、PR画像など)
- 掲載方法や検索キーワードを選び、課金を設定する
初めてリスティング広告をする場合は、画面操作の複雑さや費用対効果もあるので、業者に任せた方が良いと思います。ある程度慣れてきたら、業者から離れて自社にて行うようにすると良いと思います。
リスティング広告のメリットとデメリット
リスティング広告のメリットとデメリットをご説明いたします。
リスティング広告のメリット
- 課金すれば短期間で表示させられる
- 費用対効果が明確にわかる(集客数をコントロールしやすい)
リスティング広告のデメリット
- 課金された予算を使い果たしたら表示されなくなる(広告を表示させ続けるためには、費用が掛かり続ける)
- 費用をかけ続けなければアクセス数を伸ばすことができない
- 広告業者からのPRが増える(その分だけ課金した費用がムダに消費され続ける)
SNSや他のホームページにリンクを張る
SEO対策やリスティング広告は、自社のホームページに検索エンジン経由で訪れる方法でしたが、SNSや他のホームページに訪れた人を自社のホームページにリンクを経由して訪れてもらう方法もあります。
自社運営のSNSやホームページにリンクを張る方法
XやInstagramなどのSNSを利用している企業であれば、そこにリンクを張って、自社のホームページに誘導することができます。
X(旧ツイッター)の場合
Xは、文字数制限のあるブログのようなものです。
Xの場合は、見てもらいたいページのURLをXの投稿に貼り付けると良いです。それだけで、リンクが設置され、そのURLの先にあるページのコンテンツに興味のある人は、リンクをクリックしてくれることでしょう。
クリックしてもらえるようにするためには、単にURLを貼り付けるだけでなく、リンク先のコンテンツの魅力を端的に伝えると良いでしょう。
Instagram(インスタグラム)の場合
Instagramは、主に写真を投稿するSNSです。
Instagramの投稿では、基本的にURLを貼り付けることができませんが、プロフィールに自社ホームページのURLを1つだけ掲載できます。
また、24時間限定の投稿「ストーリー」であれば、そこにリンクを貼り付けることができるようになりました。そこにURLを貼り付けられる機能のことを、URLリンクスタンプと言います。
ずっと残る投稿ではURLを貼り付けることができませんので、Instagramを利用する人は、写真を見て気に入ったら、プロフィールを見てそこのURLをクリックするようです。
サテライトサイトの場合
サテライトサイトとは、自社で運営している別サイトのことです。サテライトとは、主星の周りを周回している衛星のことです。
商品やサービスを紹介する自社にとって主となるホームページと違って、ニュースサイトやランキングサイト、比較サイトなどの、主となるホームページを保管するコンテンツが掲載されたホームページです。ある意味で、自社ブログもサテライトサイトの一種だと思います。
サテライトサイトで自社商品の魅力を伝え、商品ページに飛ぶリンクを張ることで、ホームページのアクセス数を増やすことができます。
自社で運営しているSNSやサテライトサイトであれば、自由にリンクを貼り付けることができ、自社ホームページにアクセスを誘導することができます。
そのアクセス数を増やすためには、自社のSNSやサテライトサイトのアクセス数を増やす必要があります。そのためには、SNSに魅力的なコンテンツを投稿し続ける必要があります。
他の人が管理するSNSやホームページにリンクを張ってもらう方法
自社のSNSの投稿だけでは、アクセス数に限界があると思います。そこで、他のたくさんのSNSユーザに自社のホームページを紹介してもらえたら理想的です。
とあるサプリメントを製造しているメーカが、自社商品をInstagramに投稿したところ、それがバズって、たくさんのアクセスを集めた実例がありました。ちなみに、バズとは、ミツバチの羽の音のことで、ミツバチが花畑を発見して他のミツバチを集めるために、羽の音で合図を送ることを言います。
リンクを張ってもらうことのメリット
他人が管理するSNSやホームページにリンクを張ってもらえたら、それがいわゆる口コミとなって、自社でPRするよりも高い集客効果が得られます。
リンクを張ってもらうことのデメリット
自社でリンクをコントロールしにくいことです。不特定多数の人に、「このページにリンクを張ってください」と言っても、張ってくれるものではありません。また、いつリンクを張ってもらえるようになるのかも予想できません。
たくさんのSNSにリンクを張ってくれるサービスもありますが、お金がかかってしまいますし、完全にコントロールすることが難しいです。もし、そういったサービスを利用していることが知れ渡ってしまったら、不評が立ってしまいます。
やはり、大局を考えて、自然に口コミが広がるようにした方が良いでしょう。
3つのうちどの方法が良い?
ホームページのアクセス数を増やす方法として、SEO対策、リスティング広告、SNSや他のホームページにリンクを張る3種類の方法をご紹介いたしましたが、結局のところ、どの方法が良いのでしょうか?
それは、会社の社内事情や業種によって異なります。
急いで集客したい場合
急いで集客したい場合は、リスティング広告がおすすめです。
SEO対策であれば、上位ヒットするかは検索エンジンにゆだねられますし、効果が出てくるまでに半年はかかります。SNSのリンクでは、自社のSNSのアクセス数が多いのであれば効果的ですが、そのようになっていないことが多くの企業での現状です。
リスティング広告であれば、ほとんどの場合で課金さえしたら広告がすぐに表示されるようになり、自社ホームページのアクセス数を伸ばすことができます。
長期で考える場合
長期的に少しずつホームページのアクセス数を伸ばし、トータルで費用対効果の高い方法を選びたい場合は、SEO対策を長期的な戦略で行い、ホームページを育てていくことがおすすめです。
リスティング広告は、費用をかけなければ広告が表示されなくなります。自社のSNSも効果が期待できますが、自社のシステムではないので、いきなり使用できなくなることも考えられるので、力を入れ過ぎない方が良いです。
予算と人材が潤沢な場合
予算と人材が潤沢な場合は、ホームページ集客の専門スタッフにてプロジェクトを立ち上げ、3種類すべての取り組みを行って、自社にホームページ集客のノウハウを蓄積していくことをおすすめします。
3つのホームページのアクセス数を増やす方法をご紹介しましたが、他にも動画広告もあります。動画広告は、ホームページのアクセス数を増やすのではなく、テレビCMのように認知度を高めることを目的とした方が良いと思います。
最後に、当社のWeb集客コンサルティングのご紹介をさせてください。
当社では、ホームページのアクセス数を増やす方法として、主にSEO対策をおすすめしていますが、上記3種類のご支援に対応しています。
Web集客をお考えであれば、ぜひ当社のWeb集客コンサルティングをご利用ください。
この記事の著者
経営・集客コンサルタント
平野 亮庵 (Hirano Ryoan)
国内でまだSEO対策やGoogleの認知度が低い時代から、検索エンジンマーケティング(SEM)に取り組む。SEO対策の実績はホームページ数が数百、SEOキーワード数なら万を超える。オリジナル理論として、2010年に「SEOコンテンツマーケティング」、2012年に「理念SEO」を発案。その後、マーケティングや営業・販売、経営コンサルティングなどの理論を取り入れ、Web集客のみならず、競合他社に負けない「集客の流れ」や「営業の仕組み」をつくる独自の戦略系コンサルティングを開発する。