最近、チラシを見ていて、漫画が入っていることがあります。チラシで広告されている商品に興味がなくても、ついつい見てしまいます。
YouTube動画を見ていても、漫画広告が増えてきました。そのような漫画をランディングページに使用すると、ランディングページの効果が増大することを、ご紹介したいと思います。
先日、広告漫画制作会社の社長と打ち合わせをしました。そのときに、「ランディングページに漫画を効果的に入れると、コンバージョン率が上がるよ」と教えていただきました。
今まで、BtoB企業を中心に数多くのランディングページを制作してきましたが、漫画を入れたことは一度もありませんでしたので、漫画ランディングページを紹介されたことは新鮮味がありました。
このコラムでは、漫画ランディングページの魅力を、次の目次に沿ってご紹介いたします。
漫画ランディングページとは?
漫画ランディングページとは、ランディングページの中に漫画が入ったものです。商品やサービスの値打ちを、漫画を使って訴求し、文字や画像だけでなく、漫画でわかりやすくストーリー仕立てでPRするものです。
漫画であれば何でも良いものではなく、どのような顧客を集客したいのか、ペルソナ設定をして、そのターゲット層に向けた漫画を制作することが、漫画ランディングページで成果を高めるためのポイントです。
漫画ランディングページの効果
漫画ランディングページの効果は、やはりコンバージョン率(CVR)が上がることです。滞在時間が2倍ほど増えたり、直帰率が20%ほど減少したりするなどして、トータルでコンバージョン率が上昇します。
コンバージョン率とは?
コンバージョン率とは、ホームページのアクセス数に対するお問い合わせなどの数の割合のことです。コンバージョン(CV)とは、「転換」を意味する言葉で、Webマーケティングの世界では、成果の数を表します。
例えば、ホームページに100アクセスあったときに、お問い合わせが1件あれば、コンバージョン率は1%になります。
何を持ってコンバージョンとするかは、ホームページを閲覧してもらうことのゴールに何を設定するかによって異なります。ゴールには、お問い合わせの他に、資料請求や商品の購入などがあります。
なぜ漫画ランディングページはコンバージョン率が高まるのか?
漫画ランディングページにすると成果が高まる理由をまとめると、次のようなことがあります。
- イメージで伝わりやすい
- 漫画はついつい読んでしまう
- 文字が苦手な人でも読みやすい
- 漫画に描かれた主人公と自分を重ねて感情移入し、商品やサービスの魅力を知る
漫画は、通常のランディングページのように文章や画像だけで作成するよりも、情報量を多く盛り込むことができます。
そのような効果的な漫画を制作するためには、漫画のキャラクターやストーリーをターゲット層に合わせたものにする必要があります。
効果的な広告漫画を制作するポイントはマーケティング分析
効果的な漫画を制作するポイントは、キャラクター設定とストーリーです。では、効果的なキャラクター設定とストーリーをつくるためのポイントですが、それはマーケティング分析です。
つまり、どのようなターゲット層を顧客にしたいのか。そのターゲット層はどのような不満や悩みを持っているのか。それを解決するためのポイントや、商品やサービスで不満や悩みが解決できる根拠などを考えて、キャラクターやストーリーを作成することです。
もちろん漫画の制作は、専門業者に依頼することになりますが、適切にマーケティング分析をしてくれる広告漫画の制作会社に依頼することが大切です。
漫画ランディングページはSEO対策に弱い?
漫画ランディングページは、画像ばかりになるので「SEO対策が弱いのではないか」と思われる方もいらっしゃることでしょう。
しかし、漫画ランディングページであっても、強力にSEO対策する方法はあります。
それは、漫画をランディングページのコンテンツの一部として、他はSEO対策された文章で補ってあげ、適切にSEOキーワードを盛り込むことです。そうすると、漫画ランディングページでもSEO対策に強くすることができます。
そのように、漫画ランディングページでもSEO対策を強くできることを、広告漫画制作会社の社長にご説明したところ、当社のご支援で、SEO対策を導入した漫画ランディングページのテンプレートを導入する流れになりました。
SEO対策に強くてコンバージョン率も高いランディングページは、魅力的だと思いませんか?
以上、漫画ランディングページのご紹介と効果的な漫画の制作方法についてまとめました。コンバージョン率の高まる漫画ランディングページを制作したい方は、当社にお問い合わせください。
この記事の著者
経営・集客コンサルタント
平野 亮庵 (Hirano Ryoan)
国内でまだSEO対策やGoogleの認知度が低い時代から、検索エンジンマーケティング(SEM)に取り組む。SEO対策の実績はホームページ数が数百、SEOキーワード数なら万を超える。オリジナル理論として、2010年に「SEOコンテンツマーケティング」、2012年に「理念SEO」を発案。その後、マーケティングや営業・販売、経営コンサルティングなどの理論を取り入れ、Web集客のみならず、競合他社に負けない「集客の流れ」や「営業の仕組み」をつくる独自の戦略系コンサルティングを開発する。