社長の夢実現への道

リーダーに求められるコミュニケーション能力

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リーダーに求められるコミュニケーション能力とは?

「リーダーにはコミュニケーション能力が求められる」と言われたら、否定する人はいないことでしょう。

コミュニケーションは、人対人の場面で発生します。リーダーがコミュニケーション能力を発揮する場面は、社内においては部下とのコミュニケーションだけではありません。社長や上司とのコミュニケーションもあります。

では、コミュニケーション能力とはどのような能力なのでしょうか?

このコラムでは、社内でリーダーが求められるコミュニケーション能力について考察したいと思います。

ビジネスでコミュニケーション能力の高い人とは?

世の中には、コミュニケーション能力の高い人はいます。

社内で、「あの人はコミュニケーション能力が高い」と言われる場合、他の人と比較して高いとか低いというものを、決められていると思います。

世の中にはぶっきらぼうな人もいれば、他人とも気さくに話せる人もいます。誰とでも気さくに話ができる人のことを、「コミュニケーション能力が高い」と考えている人は多いことでしょう。

ところが、よくよく考えてみると、ビジネスの現場では、気さくに話ができる人だけが「コミュニケーション能力が高い」とは言えない面もあります。

なぜなら、気さくに話ができたとしても、よく約束を忘れてしまったり、相手に正確に情報を伝えたりする能力が低ければ、ビジネスの場では「コミュニケーション能力が低い」と言わざるを得ません。

もちろんリーダーに求められるコミュニケーション能力は、ビジネスの場面や会社の規模によっても異なります。

ビジネスにおけるコミュニケーションは、何らかの結果を求めてのものですので、総じて「人を通じて求める結果が得られる人はコミュニケーション能力が高い」と言えます。

コミュニケーション能力を磨くために、コミュニケーションスキル(技術)の書籍を読んだり、研修に参加したりするリーダーは多いことでしょう。学ぶことはとても良いことです。しかし、いくらコミュニケーションのスキルを学んだとしても、リーダーの人間性に問題があったら、コミュニケーション能力の低下を招くものです。

リーダーの人間性が基礎となって、コミュニケーションスキルが活かされることと思います。

リーダーに求められるコミュニケーション能力

以上のことから、中小企業のリーダー社員に求められるコミュニケーション能力について、人間性も含めて述べたいと思います。

リーダー社員にコミュニケーション能力が求められる場面

リーダーのコミュニケーション能力が問われる場面はたくさんあります。特に、社内でのコミュニケーションで成果につながりやすい場面は次のようなことです。

  • 社長から指示を受ける場面
  • 部下に指示を伝える場面
  • 部下から報告を聞く場面
  • 社長に報告する場面
  • 部下を指導する場面

中小企業のリーダーは、社長や部下とのコミュニケーションを成功させ、社長や部下が仕事で成果を出すようにする必要があります。そのこともリーダー社員の仕事だからです。これらの場面では、もちろんコミュニケーション能力が求められます。

誰とでも丁寧に接する

リーダーといえども、年上の部下がいる場合もあるため、社会通念上のルールやマナーを守る必要があります。年下の部下にも、丁寧に接した方が無難です。そのような対応も、コミュニケーション能力に含まれると思います。

部下は、「リーダーがどのような人なのか」ということをいつも見ています。リーダーからの指示やアドバイスなどに対して、リーダー自身の自己保身が強いのか、部下のことを心から思っているのかを見抜いてしまいます。

部下から「リーダーは、自己保身の強い人だ」と見られてしまったら、「どうせリーダーに協力しても、リーダーだけが評価されるだけに違いない」と思い、部下は協力的でなくなってしまいます。

また普段の行動も見られています。例えば、飲み会でのお金の払い方や、割り勘で飲んで食べたりする分量なども見られていますし、横断歩道の信号無視も見られています。

貢献マインド

他にも、リーダーが会社や社長の夢の実現に貢献したいという気持ちの強さも、コミュニケーション能力に関係します。その場合、「自分の行動が、どのような結果を招くのか?」という、ある意味の先見力が大事です。そうすると、社長や部下を成功に導くためには、相手に対する思いやりや気遣いが大事であることが理解できると思います。

感情やストレスのコントロール

感情のコントロールやストレス・コントロールも、コミュニケーション能力には大事になります。

リーダーがいつもイライラしていたら、部下は緊張しっぱなしで、「あのリーダーとは、コミュニケーションを取りたくない」と考えてしまいます。そうすると、部下との良好なコミュニケーションなどあったものではありません。

すると、部下は仕事で成果が出せなくなり、リーダーとしての成果も出なくなります。場合によっては、部下が敵対心すら持つこともあり、そうなると余計に仕事の成果は出なくなります。

感情のコントロールは、ストレスのコンロールに起因することが多いです。ストレスの多い人は、感情的になりやすいです。自分のストレスのキャパシティを理解して、それを超えてしまわないようにコントロールすることが大事です。

感情のコントロールは喜怒哀楽をコントロールで、特に怒りのコントロールが、リーダーに求められます。「喜」や「楽」の感情の強い人は、それらが無くなったら「怒」や「哀」につながりやすくなるのです。そうすると怒りが出てきやすくなり、リーダー不適格者になってしまいます。

リーダーは、喜怒哀楽をコントロールして個人レベルの感情を小さくしていき、「部下の成長に対する喜び」や「社会貢献の喜び」などといった、よりレベルの高い感情を持ち、組織レベルの感情を持つようにすることが大事です。

愛社心

また、社長に対してのコミュニケーション能力として、社長の立場で物事を考えているか、つまりは愛社心を持つことが基本です。社長は、リーダーに愛社心があるかを見抜いてしまいます。

リーダーは心から会社に貢献したいと思っているのか、それとも自己保身で会社への貢献について言っているのか、社長は不思議と社員の愛社心を見抜いてしまうのです。

愛社心のあるリーダーが、社長の耳に痛いことを諫言した場合、一時的に社長は怒る可能性はありますが、「愛社心のある部下からの諫言なので、その諫言は喜ばしいことだ」と思ってもらえます。

リーダーは後で、「社長、先ほどは言い過ぎました。申し訳ございません。」と誤れば、社長も諫言に理解してもらえることでしょう。社長がリーダーの諫言を受け入れてくれたら、「リーダーのコミュニケーション能力は高い」と言えます。

いろいろと述べてきましたが、そういったものが、コミュニケーションに影響します。

もちろん仕事能力は大事ですが、まずは誰に対しても思いやりを持つことがリーダーに求められることでしょう。思いやりと優しさは異なります。仕事では、優しすぎてもいけませんし、厳しすぎてもいけません。いいリーダーは、その加減がちょうどいいのです。

コミュニケーションスキルは研修で学ぶことができる

さて、コミュニケーション能力は資質もあるかもしれませんが、コミュニケーションスキルは、研修で学ぶことができます。

コミュニケーションスキルの典型としては、「コーチングスキル」です。コーチングスキルには、傾聴や承認、質問などのスキルがあります。リーダーの持つ人間性に、そういったスキルが加わることで、コミュニケーション能力が飛躍的に高まります。

「傾聴や承認は知っている」という人は多いですが、それができている人はほとんどいません。なぜなら、それらのスキルがビジネスの現場で活かされるだけで、昇進しやすくなるからです。もし自分がリーダーに昇進できていないということであれば、傾聴や承認ができていない可能性が高いです。

なぜなら、リーダーのコミュニケーション能力が高ければ、上司から出される指示が具体的で的確なものになり、それをリーダーが部下に伝えて、仕事の成果が出せるからです。リーダーの昇進のカギは、上司が握っています。上司に信頼されることによって、リーダーは昇進できるのです。

つまり、仕事能力の高い人がコーチングスキルを活用できていたら、昇進の話があったり、スカウトがあったりしやすいのです。

当社のビジネスコーチ養成講座を受講された方が、さっそく会社でコーチングを活用し始め、半年後に「昇進が決まった」と、喜びのご連絡をいただいたこともあります。

以上、リーダーに求められるコミュニケーション能力について検討しました。

当社では、リーダーを育成したいとお考えの企業様向けに、リーダーコミュニケーション研修をご提供しています。リーダーに必須となるコーチングスキルをはじめ、リーダーに必要な人間性についてや、さまざまなコミュニケーションの場面で対人能力を発揮できるスキルを学ぶことができる研修です。

「リーダー社員にコミュニケーション能力を学んでもらいたい」とお考えの企業様は、ぜひ当社のリーダーコミュニケーション研修をご利用ください。

この記事の著者

平野亮庵

経営・集客コンサルタント
平野 亮庵 (Hirano Ryoan)

国内でまだSEO対策やGoogleの認知度が低い時代から、検索エンジンマーケティング(SEM)に取り組む。SEO対策の実績はホームページ数が数百、SEOキーワード数なら万を超える。オリジナル理論として、2010年に「SEOコンテンツマーケティング」、2012年に「理念SEO」を発案。その後、マーケティングや営業・販売、経営コンサルティングなどの理論を取り入れ、Web集客のみならず、競合他社に負けない「集客の流れ」や「営業の仕組み」をつくる独自の戦略系コンサルティングを開発する。

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