社長の夢実現への道

経営理念と連携の取れたホームページとは?

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経営理念と連携の取れたホームページとは?

経営理念を策定れたお客様からホームページ制作のご依頼を受け、企画を作らせていただくと、ホームページのご担当者様からのクレームとして、「経営理念とコラボされたホームページの企画になっていない」とか「経営理念を策定し将来の顧客が明確になったのに、既存事業の集客企画を持ってくるとはどういうことか?」といったお声をいただくことがあります。

経営理念コンサルティングWeb集客コンサルティングの導入を検討中のお客様が誤解をなされないよう、経営理念と連携の取れたホームページとはどのようなものなのかをご説明いたします。

ホームページの企画内容とクレーム

当社にホームページの企画をご依頼いただいた場合は、必ずと言ってよいほど、次の2点の内容を盛り込んだ企画を提出いたします。

  • 既存事業のランディングページを制作し、お問い合わせの率を高める
  • コンテンツマーケティングを導入し、ホームページのアクセス数を伸ばす

「経営理念とコラボされたホームページの企画になっていない」

経営理念を策定し、事業経営への取り組みの意気込みが上がった社長を目の当たりにしたご担当者様から、「ホームページを刷新したい」とのご連絡をいただき、企画提案をすることになりました。

ご担当者様のご要望は、「経営理念とホームページ制作のコラボがどのようなものか、企画を見てみたい」とのことでした。

当社の企画を見たご担当者様は、「このような企画は、私でも思いつくものだ」と憤慨されました。この企画が経営理念に合致していないのだとおっしゃるのです。

「既存事業の集客企画は必要なのか?」

もう一人のお客様は、経営理念を策定されている途中で、売上が落ちてきており、「ホームページで新規顧客を集客したい」というご要望があり、企画を出させていただきました。

そのときに、ちょうど企業ビジョンを策定している最中で、どのような顧客を対象に商売をしていきたいのかを明確になったときでした。

ホームページの企画をご覧になられ、「将来に集客すべき顧客が明確になったのにもかかわらず、既存事業の集客企画を持ってくるとかどういうことか?」とご相談されました。

どちらのお客様のクレームも、ごもっともな内容だと思います。

経営理念策定と企業ビジョン実現に向けた計画

経営理念と連携の取れたホームページはどのようなものなのかをご説明する前に、経営理念の内容と、策定後の流れについてご説明いたします。

経営理念の策定

当社のご支援にて経営理念を策定すると、通常、次の4点がパッケージとして出来上がります。

  1. 基本理念
  2. 企業ビジョン(全社目標)
  3. 経営指針
  4. 行動指針

これらの用語の意味は、こちらのページをご覧ください。

基本理念や企業ビジョンが明確になってきたら、社長は「できるだけ早く、それを実現したい」という気持ちが強くなります。

経営理念浸透を急がれる社長は、経営指針ができた時点で、経営幹部の教育を開始されることが多いです。また、行動指針が出来上がったら、社員教育を始められる方が多いです。また、企業ビジョンは、基本理念、経営指針、行動指針が出来上がってから固められる方が多いです。

長期経営計画の策定

会社の最終的なゴールは、企業ビジョンを達成することです。それが10年後なのか、30年後なのか、社長によって異なります。

企業ビジョンが出来上がると、それをいつまでに達成させたいかを決心し、どれぐらいの規模のものを実現したいかが決まれば、長期経営計画を策定することができます。通常は10年後までの長期経営計画を策定します。

長期経営計画では、「10年後の我社の姿がどのようなものなのか」といったイメージから、事業方針、経常利益などの利益目標、資産と負債の目標、販売計画、設備計画、要員計画などを年度別に策定します。

経営理念の構成要素である経営指針は、基本理念や企業ビジョンを実現するための抽象的な指針が示されますが、そこから導き出される商品や顧客、販売促進、未来事業、内部体制などの具体的な内容を読み取ることができ、それらも明文化されることが望ましいです。

それらの具現化はれから研究し、構築していくものほとんどのことでしょう。そのため、これらの内容をホームページに掲載するタイミングは、それらの新規事業が具現化したときになります。

短期経営計画の策定

短期経営計画は、長期経営計画を踏まえて策定される1年間の利益計画や販売計画、方針書などで構成されます。長期経営計画ができたら、そこから1年後の目標を抜き出し、それを月毎に目標を割り当てて短期経営計画を策定します。

その目標を実現するためには、商品分析・改善や営業力の強化が必須になります。そのための支援としてホームページが存在します。

経営理念から長期経営計画までを策定するのに、早くても1年はかかります。

経営理念を実現するためには、そのための資金が必要となるので、先に商品分析や改善、ネット集客による営業力強化を先行しておいても差し支えありません。

経営理念と連携の取れたホームページとは

理想的なホームページは、企業ビジョンに描かれた内容がホームページにそのまま記載されたものではあるのですが、企業ビジョンに描かれた事業はまだ商品化されていないことでしょう。

企業ビジョンに描かれた事業を行うためには、研究・開発が必要になります。その資金を調達するためには、基本的には今の事業で十分に利益を出す必要があります。

現在の事業を高利益体質にイノベーションさせ、新規事業を立ち上げ、経営理念を達成していく必要があります。そのためにも、既存商品の品質を高め、営業力の強化が必要になりますが、その支援としてホームページがあるのです。

当社が作るホームページが「経営理念に合致しているかどうか」という発想ではなく、お客様が経営理念に基づいて会社をイノベーションさせ新規事業を作り上げる資金づくりとして、今現在の事業の集客力を高められるホームページが、経営理念策定直後に制作されるべき「経営理念と連携の取れたホームページ」なのです。

経営理念構築前にホームページ制作も可能

今回クレームをいただいたお客様は、社長がまだ長期経営計画策定に取り掛かっておられませんでしたので、短期経営計画より先行して売上高をアップさせ、長期経営計画を実現させるための資金づくりをしようと考えて、上記のような企画を策定いたしました。

さて、当社がホームページを企画するときには、次のことを明確にしていきます。

  1. 対象顧客
  2. 対象顧客が求めるニーズ
  3. 自社が与えられる価値
  4. 競合他社が与えられる価値
  5. 自社の強みと弱み
  6. 採用すべき戦略

長期経営計画ができると、対象顧客がどのように変化していくかが理解できるはずですが、新規事業の立ち上げ前であれば、今現在の対象顧客がすぐさま変わることはありません。そのため、経営理念や長期経営計画が出来上がる前に、集客ホームページを制作しても差し支えありません。

いずれは、企業ビジョンに示された事業構造に会社をイノベーションさせていかなければなりませんが、イノベーションの資金は今現在の事業から生み出す必要があります。

もし、ホームページ制作で新規顧客獲得に成功し、営業に対する労力を下げることができれば、経営理念の実現が早まることでしょう。

このように、経営理念策定前にホームページ制作で売上アップを狙うことも、経営理念実現を早めるためにも有効な手段と言えます。

経営理念の段階に応じたホームページの内容

以上のことをまとめると、経営理念の策定状況と事業内容に応じたホームページの内容は、次のようになります。

経営理念の作成状況と事業内容に応じたホームページの内容

経営理念完成前は、どのような事業を行っていくのかは、明確にされていません。そこで、現状の事業を集客してより利益が出るようにし、将来に備えます。

経営理念完成直後であれば、どのような事業を行うかが明確になります。この段階でホームページ制作を行う場合は、経営理念に沿った事業がないのであれば、新規事業立ち上げまで時間がかかるため、既存事業の集客を図ります。事業内容の変化に応じてホームページを制作し直すことが望ましいので、予想される新規事業をホームページに追加できるように仕上げます。

すでに経営理念に沿った事業がある場合は、経営理念にて目標とされる顧客に絞り込んでの集客を行うと良いでしょう。

経営理念を全社員に浸透し、全社で経営理念実現に向けて動いている段階では、事業内容が追加されたらホームページを構築していきます。この頃になると、社員の顔色も明るいものになるため、社員の写真をホームページに掲載し、会社のイメージアップを図ることも可能になることでしょう。

この記事の著者

平野亮庵

経営・集客コンサルタント
平野 亮庵 (Hirano Ryoan)

国内でまだSEO対策やGoogleの認知度が低い時代から、検索エンジンマーケティング(SEM)に取り組む。SEO対策の実績はホームページ数が数百、SEOキーワード数なら万を超える。オリジナル理論として、2010年に「SEOコンテンツマーケティング」、2012年に「理念SEO」を発案。その後、マーケティングや営業・販売、経営コンサルティングなどの理論を取り入れ、Web集客のみならず、競合他社に負けない「集客の流れ」や「営業の仕組み」をつくる独自の戦略系コンサルティングを開発する。

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