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SEOキーワードとは?

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SEOキーワードとは?

企業がホームページを制作すると、「ホームページで集客できないだろうか?」と考えることと思います。

ネット検索でWeb集客の方法を調べていると、「どうやらSEO対策という方法があるらしい」と気が付くことと思います。SEO対策の方法を調べているときに出てくる用語として、「SEOキーワード」というものがあります。

SEOキーワードとは、自社ホームページをSEO対策するときのキーワードのことです。SEOキーワードには、次のような分類があります。

  • 入力するキーワードの組み合わせによる分類 ⇒ 単ワード/複合ワード(ロングテールキーワード)
  • 検索回数の多さによる分類 ⇒ ビッグワード/ミドルワード/スモールワード
  • 集客の結びつきやすさによる分類 ⇒ 直接キーワード/間接キーワード/無煙キーワード

この記事では、SEOキーワードの意味や分類をご説明いたします。正しいSEOキーワードを選んで効率良く集客したい方は、ぜひ最後までご覧ください。その前にSEO対策の意味を知りたい方は、「SEO対策とは?」をご覧ください。

入力するキーワードの組み合わせによる分類

検索エンジンでネット検索するときは、キーワードの入力欄にキーワードを入力します。そのときに、1つのキーワードのみを入力して検索する場合と、複数のキーワードを組み合わせて入力する場合があります。

単ワードと複合ワード

1つの用語を入力してネット検索する場合、そのキーワードのことを「単ワード」と言います。また、複数の種類のキーワードを入力した場合には、「複合ワード」と言います。

例えば、SEO対策の意味を知りたい場合には、「seo対策とは」というキーワードでネット検索することと思います。

「seo対策」という文字列は、「seo」と「対策」の単語が2つ組み合わさった用語になっています。この場合は、単語1つが単ワードと見るのではなく、用語1つで単ワードと見なします。

ですので、「seo対策」が単ワードとなります。「seo対策とは」は、「seo対策」と「とは」の複合ワードとなります。

ロングテールキーワード

さらに、複合ワードの中でも、検索回数の少ないニッチなキーワードがあります。このようなキーワードのことを、ロングテールキーワードと言います。

ロングテールとは、長いしっぽのことですが、次の図のように、単ワードを基本として、それに関連する複合ワードを、検索回数の多い順番に並べると、恐竜のしっぽのような形になります。このグラフの左側が、ロングテールキーワードです。

ロングテールキーワードでSEO対策をすることをロングテールSEOと言います。これからSEO対策を導入したいとお考えの企業様には、ロングテールSEOをおすすめしております。ロングテールSEOの魅力については、「ロングテールSEOのメリットとは?」をご覧ください。

検索回数の多さによる分類

続いて、SEOキーワードは検索回数の多さによる分類があり、次の3種類があります。

  1. ビッグワード
  2. ミドルワード
  3. スモールワード

ビッグワード・ミドルワード・スモールワードの意味

ビッグワードとは、月間検索回数の多い検索キーワードです。スモールワードは、その反対に月間検索回数が少ない検索キーワードです。ミドルワードが、その中間です。

単ワードのことを「ビッグワード」と勘違いされる方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまでも検索回数で分類されます。たまたま単ワードの方が検索回数が多いので、「ビッグワード」と言われます。単ワードでも検索回数が少ないものは、ビッグワードとは言わないことが通例です。

ビッグワードでのSEO対策は、上位ヒットを狙いたい大企業のホームページが多いので、SEO対策の難易度も上がります。SEO対策の難易度が上がる割に費用対抗が悪いので、中小企業ではビッグワードを避けてSEO対策をすることが大事です。

ビッグワード・ミドルワード・スモールワードの分類

この3つの分類は、明確な月間検索回数が存在しているわけではなく、ニュアンスで分類されることが多いです。私は、月間数万回検索されているものをビッグワード、月間検索回数が数回から100回くらいのものをスモールワードとして分類しています。

月間検索回数の多い検索キーワードは、SEO対策をしても上位ヒットさせることが難しいため、月間検索回数の多さで、おおよそのSEO対策の難易度を分類しています。つまり、「ビッグワード=SEO対策の難易度が高いキーワード」と分類しています。

ロングテールSEOは、たくさんの種類のスモールワードからミドルワードでSEO対策をする手法のことです。

「集客の結びつきやすさ」による分類

SEO対策をするキーワードには、集客に結びつきやすい検索キーワードと、そうではない検索キーワードがあります。当社では、それを3種類に分類して、それぞれ名付けました。

  1. 直接キーワード
  2. 間接キーワード
  3. 無縁キーワード

2軸図にすると次のようになります。

「集客の結びつきやすさ」によるSEOキーワードの分類

まず、この図の右側をご覧ください。縦軸がお問い合わせや購入してくれる人の多さです。

直接キーワードとは、業者を探していたり、商品を購入しようとしている人が多い検索キーワードのことです。無縁キーワードとは、単にネット検索して調べているだけの検索キーワードのことです。

例えば、「光触媒コーティング 業者」でネット検索する人は、光触媒コーティングを行ってくれる業者を探している人が多いことと思います。「光触媒コーティングとは」でネット検索する人は、意味を知ったら終わりの人がほとんどだと思います。

集客に結びつきそうな検索キーワードを探し出し、それをSEOキーワードとすることが大事です。そのSEOキーワードが、検索回数が多く、かつ上位ヒットさせやすいものであれば理想的です。

次に横軸をご覧ください。直接業者を探していない検索キーワードであったとしても、調べているうちに業者に依頼したり、商品を購入したりする場合があります。

例えば、「光触媒コーティング 方法」でネット検索する人は、光触媒コーティングを自分で行いたいと考えている人が多いと思います。しかし、調べているうちに「どうやら自分では塗装ができないのではないか。業者に依頼した方が良いのではないか」と考える人が出てくることもあります。そういった、間接的に集客ができる検索キーワードがあります。そういったキーワードを間接キーワードと呼んでいます。

間接キーワードで集客したい場合は、コンテンツSEOとランディングページの組み合わせによる導線設計を行うことで、飛躍的にコンバージョン率を高めることができます。このような集客手法のことを、コンテンツマーケティングと言います。

コンテンツマーケティングについて詳しく知りたい方は、「コンテンツマーケティングとは?効果と方法について」をご覧ください。

以上、SEOキーワードの意味やその分類について述べてきました。SEO対策によるネット集客を行いたい場合は、SEOキーワードの分類のことを知って、SEOキーワードを選ぶことが大事です。

SEOキーワード選びについて直接話を聞きたい方、コンサルティング支援を受けたい方、SEO対策のノウハウを自社に導入したいとお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。

この記事の著者

平野亮庵

経営・集客コンサルタント
平野 亮庵 (Hirano Ryoan)

国内でまだSEO対策やGoogleの認知度が低い時代から、検索エンジンマーケティング(SEM)に取り組む。SEO対策の実績はホームページ数が数百、SEOキーワード数なら万を超える。オリジナル理論として、2010年に「SEOコンテンツマーケティング」、2012年に「理念SEO」を発案。その後、マーケティングや営業・販売、経営コンサルティングなどの理論を取り入れ、Web集客のみならず、競合他社に負けない「集客の流れ」や「営業の仕組み」をつくる独自の戦略系コンサルティングを開発する。

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