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SEO対策すると新規顧客獲得数を増やせるか?

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SEO対策だけで新規顧客獲得数を増やすための条件

ホームページにSEO対策を行うことで、新規顧客の獲得数を増やせるか、最初に結論から述べたいと思います。

それは、「条件による」です。

以下、SEO対策だけで新規顧客獲得数を増やすための条件とは。条件を満たしていても集客ができない場合はどうしたらいいのか。新規顧客獲得数を増やしたい場合の対策をご紹介いたします。

SEO対策だけで新規顧客獲得数を増やすための2つの条件

SEO対策するだけで、新規顧客の獲得数を増やすための必要条件は、次の2つの条件に当てはまる場合です。

  1. SEO対策を行っていない、またはSEO対策の強度が弱いか正しく行えていない
  2. ホームページに顧客の知りたい情報が明記されている

条件1. SEO対策を行っていない、またはSEO対策の強度が弱いか正しく行えていない

SEO対策を行ったことが無い場合は、SEO対策の効果が期待できます。新規顧客獲得のためには、SEO対策だけでなく、商品やサービスの良さを伝える必要があります。

SEO対策を行っているのに新規顧客が獲得できない場合は、SEO対策の強度が弱いかSEO対策の方法が間違っている可能性もあります。

SEO対策を行ったことによって、オーガニック検索(自然検索)からのアクセス数が伸びているか、またどのようなキーワードでの訪問が増えたかを確認してください。アクセス数が伸びていなかったり、集客につながるようなキーワードでのアクセスがなかったりした場合には、SEO対策のやり方を見直す必要があります。

条件2. ホームページに顧客の知りたい情報が明記されている

SEO対策だけで新規顧客の獲得数を増やすためには、すでにホームページのコンテンツが充実し、集客できる状態になっている必要があります。

集客できる状態とは、顧客の知りたい情報が掲載されていることや、集客のための仕組みが整っていることです。対象顧客や販売したいものに合わせたランディングページを制作しておくことが理想です。

2つの条件が満たされていてもSEO対策に効果がなかった場合

もし、上記の2つの条件が満たされていて、SEO対策をしっかり行ったのにもかかわらず、新規顧客数が伸びない場合の理由は、次の理由のどれかが考えられます。

1. 商品やサービスの需要がない

商品やサービスに需要がない場合は、需要に合った新商品開発を行うことを検討すべきです。顧客と競合他社を調べ、自社の強みを活かしつつ顧客が求めていて競合が提供できていない価値がないかを探します。

2. 商品やサービスの優位性が低い

優位性が低い場合は、商品の改善を行うべきです。顧客が求めている価値を調べつつ、競合他社と自社の商品を比較します。特に、商品やサービスが持つ価値と価格を、競合他社と比較してください。

また、今まで無視していたクレームがなかったかを調査します。

これらの情報を活かして商品やサービスの質、価格、提供方法の質の改善を行います。

3. そもそもネット経由で購入する商品やサービスでない

また、そもそもネット経由で購入する商品やサービスでないものとしては、例えば一般的なクリーニングがそうです。スーツをクリーニングしたいときには、ネット検索せずに近所のクリーニング屋さんに行く人がほぼ100%のことでしょう。

他にも、製鉄や造船などの、成熟している業界があります。このような大規模な業種であれば、顧客はすでにどこの企業が製造しているか知っているので、社名で検索して問い合わせるだけです。

Web集客の可能性をあらかじめに知る方法

ここまで読まれた方は、ホームページをSEO対策するだけでは新規顧客獲得数を増やすことが難しい場合もあることを、ご理解いただけたことでしょう。

しかし、SEO対策を行ってから「集客ができなかった」となっては費用のムダになります。

当社のWeb集客コンサルティングでは、ホームページ制作やSEO対策だけでなく、あらかじめ次のことを行っています。すると、Web集客の可能性が判り、飛躍的に成功率を高めることができます。

  1. マーケット分析
  2. 検索キーワード分析
  3. 競合/自社ホームページ分析
  4. 商品やサービスの改善、場合によっては新商品開発

新規顧客獲得数を増やしたい方にとって、ご参考になれば幸いです。

この記事の著者

平野亮庵

経営・集客コンサルタント
平野 亮庵 (Hirano Ryoan)

国内でまだSEO対策やGoogleの認知度が低い時代から、検索エンジンマーケティング(SEM)に取り組む。SEO対策の実績はホームページ数が数百、SEOキーワード数なら万を超える。オリジナル理論として、2010年に「SEOコンテンツマーケティング」、2012年に「理念SEO」を発案。その後、マーケティングや営業・販売、経営コンサルティングなどの理論を取り入れ、Web集客のみならず、競合他社に負けない「集客の流れ」や「営業の仕組み」をつくる独自の戦略系コンサルティングを開発する。

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