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集客できないホームページを制作してしまう間違った考え方のパターン

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なぜ集客できないんだ?「失敗パターンにはまっていませんか?」

ホームページを制作して「集客ができない」とお困りの企業様の声を、15年以上聴いてきました。

集客できない原因を探り、その解決策を示す中で、集客できないホームページを制作したときの考え方に、「6つの基本パターンある」と気が付きました。そのパターンは、次の通りです。

ホームページで集客できない6つのパターン

  1. とりあえずホームページを制作した
  2. きれいなデザインのホームページを制作した
  3. 「SEO対策付き」のホームページ制作を依頼した
  4. 自社で原稿を作成して制作会社に提供した
  5. 間違った強みを掲載した
  6. 訪問者の思考パターンを考慮せずに制作した

それぞれの失敗パターンについて、原因と正しい考え方を解説いたします。

1. とりあえずホームページを制作した

このパターンの企業は、あまり深く考えずに「ホームページを制作したら集客ができるようになるのではないか」と漠然として制作してしまったパターンです。

  • ホームページを制作したら、新規のお問い合わせが来るのではないか
  • 集客ができていないのは、ホームページ制作会社が悪かったからだ
  • ホームページを刷新したら集客ができるようになるかもしれない
  • ECサイトを制作したら商品が売れるのではないか

こういった単純な発想で、ホームページを制作するパターンです。

中には、たまたま集客できる企業もあるかもしれませんが、まず集客はできません。なぜなら、競合他社もまたホームページを持っているからです。

パターン1での正しい考え方

とりあえずホームページを制作し、集客できなくて悩んでいる企業は、次のようにお考えください。

ホームページでの集客は入念な設計が不可欠

2. きれいないデザインのホームページを制作した

確かにデザイン性が要求される業種もあります

きれいなデザインのホームページを制作したら、集客できる場合は、確かに存在します。業種によっては、デザイン性が要求されることはあります。

例えば、次のようなホームページです。

  • 化粧品の販売
  • エステや美容院の集客
  • 老舗の飲食店や旅館の集客
  • 新車の訴求

このようなホームページでは、ホームページのデザイン性が売上に直結しやすいため、デザイン性の高いホームページが求められます。

以前に、美容院のお客様から「ホームページを見てもらいたい」とご依頼がありました。デザイン性の高いホームページを制作したのにも関わらず、集客ができなくて困っていました。ホームページの見た目は同じままにホームページを改善して1か月もしたら、新規顧客からの予約の電話が入るようになったこともあります。

多くの企業では、もちろんデザイン性の高いホームページが望ましいですが、デザイン性が高くても集客ができないことの方が、本当に多いです。

「デザインの良し悪しで、集客力が左右される」という、間違った考えをされている方の中には、別の制作会社にデザイン変更を依頼することを、繰り返している人がいます。

このようなことは、無駄遣いですので、お止めください。

私が見てきたホームページの中には、「これはいつの時代のデザインだろうか?」と思えるような古いデザインのホームページでも、十分に新規顧客の獲得ができているものもありました。

パターン2での正しい考え方

きれいなデザインを制作したのにもかかわらず、集客ができなくて悩んでいる企業は、次のようにお考えください。

デザイン以外にもホームページで集客するための要素がある

3. 「SEO対策付き」のホームページ制作を依頼した

最近では、SEO対策のことを知っている人が増えてきました。企業のウェブ担当者にとっては、もう当たり前の用語でもあります。

先ほどは、「ホームページの集客は、デザイン以外のも要素がある」と述べましたが、それはSEO対策でしょうか?

SEO対策は集客のための要素の1つですので、SEO対策を考慮したホームページは、集客に効果的です。

しかし、「SEO対策込み」のホームページを制作してもらい、まったく集客できなくて困っている企業様からも、ご相談をいただくことがあります。

  • このホームページは、業者から『SEO対策込みだ』ということで制作してもらったが、まったく集客ができない
  • 自社名で検索したら確かに上位ヒットするが、他のキーワードでは上位ヒットしていない

WordPressなどのCMSを導入しつつ、「SEO対策に強い」と称するテーマを用いてホームページを制作している業者で制作してもらった企業に多い失敗パターンです。

SEO対策は、SEO対策に強いテーマを導入するだけでは、ムリです。なぜなら、他の企業も同じことを考えているからです。

パターン3での正しい考え方

SEO対策は、スイッチをONにしたらできるようなものではありません。次のことを考慮する必要があります。

  • ネット検索のユーザがよく用いる検索キーワードは何か?
  • どのような検索キーワードで上位ヒットさせると集客できるか?
  • その検索キーワードで上位ヒットは可能か?
  • SEO対策による集客で見込める付加価値はどれぐらいか?

このようなことを、SEO対策企画としてまとめ、費用対効果を検討すべきです。

SEO対策での集客は入念な検討が必要

ホームページ制作でSEO対策も行う場合には、SEO対策の入念な設計図が示されないのであれば、「SEO対策での集客は見込めない」と考えた方が良いでしょう。

また、SEO対策をする検索キーワードが、たった1つであれば、たとえ上位ヒットしても、集客効果は微々たるものです。できれば、たくさんのキーワードで上位ヒットされるホームページを目指してもらいたいものです。

たくさんのキーワードで上位ヒットさせる技術のことを、ロングテールSEOといいます。ロングテールSEOの詳細は、前出のコラム「ロングテールSEOとは?」をご覧ください。

4. 自社で原稿を作成して制作会社に提供した

原稿作成は基本的にクライアント頼み

ホームページ制作を業者に依頼したときに、ほとんどの場合で、業者から「ホームページに掲載する原稿を作成してください」と言われます。

貴社がホームページをすでにお持ちのお場合は、そのように言われて、原稿を提出したことでしょう。その原稿の作成に、とても時間がかかったことでしょう。

この場合も、ホームページからの集客は見込めません。なぜなら、貴社はWeb集客のプロではないからです。

原稿作成は予想以上に苦労する

原稿の作成は、とても時間と労力がかかります。また、さまざまな知識や技能、能力が必要になります。しかも、クライアント企業にとっては、「原稿作成はサクサクできる」と勘違いしていることが多く、原稿作成の費用をまともに請求しにくいのです。

そのため、業者はホームページの生産性を高めるために、原稿をクライアント企業に依頼します。

クライアント企業は、「そんなの簡単だ」ということで取り組み始めるのですが、案外できないのです。その理由は次の通りです。

  • 文章作成は、通常業務とは別の能力を使うため、思ったよりも疲労しやすい
  • 集中するためのまとまった時間が必要
  • 通常業務に追われて、原稿作成のためのまとまった時間が取れない
  • そのうち、原稿作成の意欲が失われる

つまり、いつまで経っても原稿ができずに、暫定的な原稿でホームページを制作することになります。そのような原稿を用いたホームページで、集客が期待できるでしょうか?

なぜ制作会社は原稿を作成しないのか?

制作会社が原稿を作成しない場合は、次の2つが主な理由です。

  1. ホームページ制作費が跳ね上がるから
  2. そもそも原稿を作成する力量がないから

多くの制作会社では、原稿を作成しないわけではありません。多くは、ホームページ制作費が高くなることが原因です。原稿作成は、本当に労力がかかるため、製作費が跳ね上がるように感じるからです。

クライアント企業は、原稿作成を甘く考えています。ホームページ制作費をなるべく安く抑えるために、「原稿は自社で作成します」と契約してしまうのです。

また、制作会社の中には原稿作成ができない人もいます。そのような人は、駆け出しのクリエイターに多いと思われます。

それもそのはずです。クリエイターは、ホームページのデザインやコーディングのプロであり、原稿作成やマーケティングのプロではないからです。原稿作成が苦手なため、クライアントに原稿作成を依存します。原稿を作成してくれたとしても、集客ができるようになるかは疑問です。

パターン4での正しい考え方

原稿を業者に提供してホームページを制作した企業や、原稿作成で悩んだことのある企業は、次のようにお考えください。

原稿作成までしてくれる制作会社に依頼すること

当社の原稿作成手法

当社では、ホームページの原稿作成を当社にて行うことを基本としていますが、スラスラと原稿を作成できる理由は、コーチングの基礎スキルを活用しているからです。コーチングの基礎スキルを活用して質問し、相手から効果的にホームページの原稿の元になる文章を引き出すことができます。

また、マーケティングの知識を持っているため、どのような原稿を作成したら良いのかを瞬時に想定し、効果的な質問を繰り出すのです。

ヒアリングしたものをその場で殴り書きしておき、後ほどホームページ用の原稿に変換します。そのときに、SEO対策で効果的にキーワードを盛り込んで、原稿に仕上げています。

5. 間違った強みを掲載した

貴社の商品やサービスには、強みがあるはずです。また、ガソリンのように機能が決まっているものを販売している場合では、企業の強みがあるはずです。

しかし、ほとんどの企業で、間違ったものを「強みだ」と信じています。

間違った強みをホームページで訴求しても、それを顧客は求めていませんので、集客ができなくて当たり前です。

強みだと信じて掲載されたもののパターンは、次の通りです。

  • 自社ができることを強みだと勘違いしている
  • 顧客ニーズでないことを強みとしている
  • 競合他社の方が強いのに、自社の強みだと勘違いしている

パターン5での正しい考え方

「自社の強み」に自信のない方は、次のことをお考えください。

ホームページを制作する前に検索者・競合他社・自社を分析すること

検索者や競合他社、自社を分析する方法には、マーケットの3C分析が最適です。3C分析について知りたい方は、前出のコラム「3C分析とは?手順や活用法の徹底解説」をご覧ください。

6. 訪問者の思考パターンを考慮せずに制作した

以上5つのことを知って、入念に集客のための設計を行い、SEO対策の設計も行い、原稿作成にも時間をかけ、強みも掲載されても、最後の「訪問者の行動を考慮すること」を忘れて集客できない場合があります。

見出しにもあるように、ホームページに訪問してくださった人の思考パターンが考慮されていないことです。

その典型的なホームページとして、次のようなことがあります。

  • 商品を購入したいのだけれども、購入方法がわからない
  • サービスを導入する流れがわからない
  • 商品について質問したいけど面倒だ
  • 電話番号が小さく記載されているが、電話しても良いのだろうか?

このような場合には、訪問者はたいてい「×」します。他社の見やすく必要な情報が記載されているホームページにて、商品やサービスを検討することでしょう。

ネット検索のメリットは、手っ取り早く情報を手に入れられることです。それを活かしたホームページにする必要があります。

パターン6での正しい考え方

訪問者の思考パターンを考慮しないで、ホームページを制作してしまった方は、次の考え方を持ってください。

商品・サービスを紹介するページはランディングページにすること

ランディングページとは、訪問者が知りたいことを想定して、商品やサービスの情報を余すことなく伝え切るページのことです。ランディングページを見た訪問者は、商品やサービスの良さや使い方などに納得できるので、購入を検討される方が増えます。

ランディングページについて、詳しく知りたい方は「ランディングページとは何か?」をご覧ください。

集客を期待してホームページを制作したけど、失敗しやすい6つのパターンにて、考え方を示してきました。集客力を高めるためには、ホームページの考え方を改められた方もいることでしょう。

企業によっては集客力を高めるために、ホームページだけでなく商品やサービス、営業の仕組みなども改善した方が良いところもあります。そのような集客の改善をトータルで行うWeb集客コンサルティングは、貴社の集客力を高めることができと確信しています。

ご相談は無料ですので、ぜひお問い合わせください。


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