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ロングテールSEOで集客する方法

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ロングテールSEOでの集客をするためには

ロングテールSEOとは、たくさんの種類の複合キーワードでの上位ヒットさせる方法のことです。

複合キーワードの中でも、特にロングテールキーワードでSEO対策をすることが、実は集客に結びつきやすいです。

そのこともあり、ロングテールSEOの存在を知って、「ロングテールSEOさえ行えば、集客ができる」と勘違いされる方も、少なからずいます。ロングテールSEOを行っても、集客ができるかどうかは、条件があります。

このコラムでは、次の目次に沿って、ロングテールSEOを行って集客するための条件や、その条件から導き出される集客の方法をご紹介いたします。

ロングテールSEOで得られるメリット

ロングテールSEOは、SEO対策の一種であり、狙った検索キーワードでネット検索したときに、自社ホームページを上位ヒットさせる手法のひとつです。ロングテールSEOでは、たくさんの種類の検索キーワードで上位ヒットさせることを目的とします。

ロングテールSEOを行うことで得られるメリットは、ホームページのアクセス数を飛躍的に増やすことができることです。ホームページのアクセス数を増やすことができれば、ホームページの集客力を飛躍的に高められる可能性が上がります。

当社でWeb集客をご支援させていただいているお客様には、ロングテールSEOをすることが多いのですが、とある工作機械のお客様は、工作機械の名称を含むほとんどのキーワードで

ロングテールSEOの方法

ロングテールSEOで集客するための方法の前に、ロングテールSEOのもののの方法をご説明いたします。ロングテールSEOの方法は、次の手順で行います。

  1. よく検索されるキーワードを調査・リスト化し、ABC分析を行う
  2. 上位ヒットさせたいキーワードに対応するページを量産
  3. 定期的に順位計測を行い、SEO改善を実施

SEO対策は、よく検索されるキーワードに対して行う必要があります。そうしなければ、上位ヒットしてもアクセスがないためです。最初によく検索されるキーワードを調査し、リスト化します。リスト化されたキーワードをABC分析し、どのキーワードで上位ヒットさせるべきかを検討します。

2番目に、上位ヒットさせたいキーワード、つまりABC分析で、主に「A」に該当するキーワードをテーマに、ページを量産していきます。この手法を、SEOコンテンツマーケティングといいます。

3番目は、ホームページのメンテナンスです。ロングテールSEOは、対策をしたらそれで終わりではありません。丁寧に上位ヒットするまで改善を加えていきます。

このように、ロングテールSEOは、「スイッチをONにしたら上位ヒット」という具合にいかず、手間がかかるものです。手間がかかるだけでに、手間をかけた分だけ、後で集客というご褒美があります。

ロングテールSEOで集客ができるための条件

ロングテールSEOで集客ができるようになるためには、次の条件が必要となります。

1. 購入につながりやすく、よく検索されているロングテールキーワードの発見

購入につながりやすい検索キーワードで上位ヒットさせることができて、集客につながりやすくなります。

購入につながりやすい検索キーワードでの上位ヒットさせる例

例えば、チョコレートケーキを通販している業者であれば、「チョコレートケーキの作り方」で上位ヒットさせることに成功しても、購入にはつながりにくいことでしょう。

やはり、「チョコレートケーキ 通販 おすすめ」といった検索キーワードで上位ヒットさせることで、集客につながりやすくなります。

このように、ロングテールSEOで集客するためには、購入につながりやすい検索キーワードをたくさん探すことから始まります。

2.ロングテールキーワードでの上位ヒット

上位ヒットさせたいロングテールキーワードが発見できたら、次のそれらのキーワードでのSEO対策です。SEO対策の方法の基本は、ページ数や文字数、HTMLの構造などが、競合ホームページに勝つことです。

3. 検索者のニーズに合ったコンテンツ

購入につながりやすい検索キーワードが発見でき、上位ヒットさせられても、検索者のニーズに合ったコンテンツを掲載していなければ、すぐに「戻る」をクリックされてしまい、ホームページをじっくり見てくれません。

検索者のニーズに合ったコンテンツを入れる例

例えば、釣具店がホームページを作り、SEO対策をして「太刀魚 釣り方」という検索キーワードで上位ヒットできたとしましょう。

この検索キーワードでは、ほとんどの検索者は、太刀魚の釣り方を知りたくて検索しているはずです。

ところが、上位ヒットしていた釣具店のページに期待して訪れてみると、太刀魚の釣り方でなく、釣竿やリールの紹介ばかりされていたら、どうでしょうか?

知りたかった情報が掲載されていないので、これもすぐに「戻る」されてしまいます。

この場合、太刀魚の釣り方をご紹介しつつ、太刀魚を効果的に釣ることができる釣り竿やリールを紹介するようにすると、集客につながりやすくなることでしょう。

ロングテールSEOで集客をするための条件として、検索者のニーズに合ったコンテンツでSEO対策すべきです。

4. 集客に結び付けるための仕組み

ホームページに訪れた人を集客するためには、集客の仕組みをホームページに組み込む必要があります。その仕組みは、ホームページの訪問者にどのように行動してもらいたいかによって異なります。

集客に結び付けるための仕組みの例

例えば、資料請求してもらいたいのであれば、資料請求のボタンを目立つように配置し、クリックしてもらうようにして、資料請求フォームに誘導します。

このホームページでは、最下部に「お問い合わせ・資料請求」という赤色で目立つようにお問い合わせフォームの誘導ボタンを設置しています。

集客の仕組みとして、釣竿を購入してもらいたいのであれば、ECシステムを導入しても良いでしょう。また、商品やサービスを効果的にPRするために、ランディングページを制作する方法もおすすめです。

ロングテールSEOで集客する方法

上記のロングテールSEOで集客するための条件を踏まえて、ロングテールSEOで集客する方法を考えると、次の通りになります。

  1. ロングテールSEOする検索キーワードの選択
  2. 検索キーワードから想定されるペルソナ分析
  3. ペルソナの興味を引くコンテンツの作成・投稿
  4. SEO対策
  5. 商品やサービスの紹介(できればランディングページの導入)

まずは、どのような検索キーワードで上位ヒットをさせるか、出来る限りのキーワード数を出します。上位ヒットさせたい検索キーワードが見つかったら、そのキーワードを用いて検索する人の気持ちを考えます。そして、その人が必要としているコンテンツを作成し、ページを投稿します。このようなページのことを、コンテンツページと呼んでいます。

コンテンツページの内容は、検索者が解決策を求めて何か調べごとをしている場合は、ソリューションをご提案します。商品を探している人に対しては、商品の比較やスペック、使い方などを記載すると良いでしょう。

投稿されたページは、狙った検索キーワードで上位ヒットするかどうかを確認するために、検索順位チェックを定期的に行います。もし、上位ヒットしないようであれば、投稿したページの部分修正をするか、新たに別のテーマでページを作成します。

コンテンツページの途中や最後に、自社の商品やサービスの紹介を入れます。その内容を読まれた方の一部は、商品やサービスに興味を持ってくれることでしょう。そして、商品やサービスの良さを伝えるために、ランディングページに誘導します。

このようにして、ロングテールSEOで集客ができるようになります。

地域名を変えた同じような内容のページを量産するときの注意点

ページの内容はほとんど同じですが、市区町村名だけが異なっているページを量産しているホームページを見かけることがあります。そのように、地域名を変えて、同じような内容のページを量産する場合は、検索順位が上がらないことが多いです。

例えば、リフォーム業者で複数の支店を出している企業があります。そのような企業が、地域名をからめてのロングテールSEOを行いたい場合に、同じようなコンテンツのページを量産していることを、しばしば見かけます。

このようなホームページは、Googleからいきなり順位を大きく落とされてしまうことが考えられます。実際に、過去に何度もありました。また、AIを使った文章作成にも注意を要します。

Googleがどこまで厳しくコンテンツを見ているか、その厳しさには波があります。今現在は問題なく地域名でのページ量産で、ロングテールSEOが成功していても、健全な経営を行うことを目標としている企業としては、そのような不安定要素を取り入れてはいけません。

ホームページのアクセスを増やすことだけを目的とするのでなく、ネット検索者にとって有益な情報を提供することを目的とした方が、Googleから高評価を得られるものと思います。

ロングテールSEOコンサルティングのご提案

初めてロングテールSEOを行うのであれば、ロングテールSEOに熟知したコンサルタントに施策方法をアドバイスしてもらった方が、投資対効果が高まります。そのような企業様に向けに、チームコンサルティングIngIngでは、ロングテールSEOコンサルティングをご提供しております。

ロングテールSEOコンサルティングでは、検索キーワード分析や競合ホームページ分析などを行い、ロングテールSEOのプランニングを行います。そのプランに基づいて、既存ホームページのSEO改善やページの量産を行います。

ロングテールSEOコンサルティングの詳細はこちら

さて、ロングテールSEOコンサルティングのページをご覧いただけたでしょうか?

もし、このコラムを読まれた方が、ロングテールSEOコンサルティングの紹介ページをご覧いただけ、サービス内容に興味を持たれたとしたら、当社のロングテールSEOが成功したことになります。

この記事の著者

平野亮庵

経営・集客コンサルタント
平野 亮庵 (Hirano Ryoan)

国内でまだSEO対策やGoogleの認知度が低い時代から、検索エンジンマーケティング(SEM)に取り組む。SEO対策の実績はホームページ数が数百、SEOキーワード数なら数千を超える。オリジナル理論として、2010年に「SEOコンテンツマーケティング」、2012年に「理念SEO」を発案。その後、マーケティングや営業・販売、経営コンサルティングなどの理論を取り入れ、Web集客のみならず、競合他社に負けない「集客の流れ」や「営業の仕組み」をつくりる独自の戦略系コンサルティングを開発する。

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