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コンテンツページにSEO対策で効果的な画像を挿入する方法

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コンテンツページにSEO対策で効果的な画像を挿入する方法

SEO対策の手法の一つに、コンテンツSEOというものがあります。

コンテンツSEOでは、この記事のような読み物ページを量産して、さまざまな検索キーワードで上位ヒットさせます。

このように、さまざまな検索キーワードで上位ヒットさせて、アクセス数を増加させるSEO対策のことを、ロングテールSEOと言います。

SEO対策の方法を勉強している中で、「ページ中に画像をどのように、どの程度挿入したら良いのか?」ということが、疑問になってくると思います。

このコラムでは、コンテンツページをSEO対策するときの画像の入れ方につてご説明いたします。画像挿入方法の基本として、ご参考になさってください。

コンテンツページに挿入する画像の大きさ

コンテンツページに挿入する画像の大きさで、SEO対策の効果が異なってきます。

画像の大きさの単位について

画像の大きさの単位は「ピクセル」です。記号では「px」と書きます。

ピクセルとは、今ご覧になられているディスプレイの1ドットのことです。横幅が100pxであれば、ディスプレイ100ドット分の横幅の画像です。

画像サイズが、200×300ですと、横幅が200px、縦幅が300pxです。横幅から先に書くことが通例となっています。

SEO対策で効果のある画像サイズ

さて、SEO対策に効果のある画像サイズですが、Googleは公式では画像サイズについて言及していないと思います。

このページの冒頭の口絵のサイズは、300×200です。横幅が300px以上であれば、Googleの評価が高まるように思います。

推奨は、横幅が500px以上です。縦幅ですが、黄金比(1:1.6)からすると、横幅500pxに対して、縦幅はおおよそ300px以上ということになります。

画像サイズにこだわるよりも、「本文が読みやすくなるか」にこだわってください。

画像の容量(ファイルサイズ)

画像のファイルサイズですが、結論から申しますと、軽ければ軽いほど良いです。

なぜファイルサイズが軽ければ軽いほど良いのか?

数年前から、Googleの検索順位では、ホームページの表示速度が重視されるようになりました。

その理由として、スマホでホームページが見られるようになったからです。

スマホでは、回線速度が光ファイバーのネット回線よりも遅いので、ダウンロードが遅いです。要するに、ホームページの表示に時間がかかります。

表示に時間がかかるホームページは、ユーザーにとっては良いホームページとは言えませんので、「良いホームページを上位ヒットさせたい」というGoogleの理念に反するのです。

そういったことから、ホームページのダウンロードファイルの大半を占める画像サイズは、軽い方が良いのです。

画像ファイルの拡張子

画像には、いろいろな種類があります。主な種類としては、次の3種類です。

  1. JPEG(.jpg)
  2. GIF(.gif)
  3. PNG(.png)

JPEGの読み方は「ジェイペグ」です。GIFの読み方は「ジフ」です。PNGの読み方は「ピング」です。それぞれ、括弧に記載しているものが拡張子と言われるもので、ファイル名の後に付随するものです。例えば、「photo.jpg」という具合です。

画像を保存するときに、どの画像ファイルを選んだら良いのか、迷うところでしょう。

画像を作成や編集して保存するときに、拡張子を選択して、ファイルサイズが最も小さいものを選ぶと良いです。

画像の大きさが大きなものはWEBPに変換を

最近では、画像ファイルにWEBP(ウェッピー)というものが出てきました。拡張子は「.webp」です。

この画像ファイルは、PNGやJPEGなどを変換することで、ファイルサイズを軽くすることができます。最近では、どのブラウザでもWEBPの表示に対応しているので、WEBPを採用するだけで、SEO対策の効果があるというものです。

WEBP変換ツールをご覧ください。

ここで、画像ファイルを選択すると、WEBPに変換された画像とファイルサイズが表示されます。

元の画像よりもWEBPに変換した方が、ファイルサイズが軽くなるようであれば、WEBPを使用すると良いでしょう。JPEGとPNGで、画像の大きさが大きなものほど、ファイルサイズが小さくなります。

このような、WEBPを用いるSEO対策は、HTMLコーディングをされる技術者でも、未だにあまり知られていないことですが、今後は少しずつ当たり前のことになると思います。

画像を挿入する箇所

適切な大きさの画像で、ファイルサイズの軽い画像を、コンテンツページの中のどこに挿入したら良いのかを、ご説明いたします。

冒頭に口絵として挿入

このページでもそうですが、コンテンツページの冒頭に口絵として、画像を挿入します。画像の内容は、もちろんコンテンツの内容に関連したものを選びます。

このページの冒頭の画像は、現在のところ300×200の画像を挿入しています。

文章中に解説画像を挿入

コンテンツページが文章だけですと、読者は本文の内容を理解しにくいのですが、文章を補完する解説画像が入っていると、文章の内容のイメージが伝わりやすくなります。

そうすると、文章だけよりも読者にとって読みやすく理解しやすい、良いホームページになります。

解説画像は、なるべく横幅の大きなものを入れた方が良いと思います。このブログでは、横幅が640px以上のものを用いるようにしています。

しかし、横幅のサイズにこだわるのではなく、あくまでも文章が読みやすくなることを考えて、画像を入れるようにしてください。

画像の代替文字(ALT属性)

最近では、画像処理でAIが導入され、写真やイラストの内容をコンピュータが理解し始めていると思います。しかし、人間と比べるとAIではまだまだだと思います。

ホームページに挿入した画像が、どういった意味を持っている画像なのか、Googleに正確に知ってもらうために、代替文字を設定します。

IMGタグに代替文字を記述する方法

設定方法は、IMGタグにALT属性を設定するだけです。具体的には、次のように記述します。

<img src=”画像ファイルのURL” alt=”代替文字”>

この記述例の「代替文字」の箇所に、画像の説明文を入れます。

このALTのことを、「オルタネート」と言います。ときどき「アルト」と言っている人がいますが、それは間違いで、「オルト」と呼ぶのが正解です。

代替文字の文字数

代替文字の長さは、「長すぎず短すぎず」で設定します。文字数で言うならば、20文字前後でしょうか。

要するに、画像を解説するのに自然な、箇条書き風の文章が最適だと思います。

「SEO対策だから」と言って、強引にキーワードを盛り込む必要はありません。検索エンジンは、シソーラス検索と言って、辞書機能を持っているので、似たような用語や関連する用語も理解してくれるからです。

以上、コンテンツページに画像を入れてSEO対策の効果を高める方法について解説いたしました。

コンテンツページのSEO対策では、小手先の技にこだわらず、次のことを念頭に行うようにし、王道のSEO対策をしてください。

  • 画像を挿入するSEO対策は、あくまでも数あるSEO対策の方法の一つであること
  • 王道のSEO対策は、良い記事を作成すること

集客効果があり、費用対効果の高いSEO対策をお求めでしたら、ぜひ当社までご相談ください。

また、当社ではホームページ制作会社様向けに、SEO対策の方法をお教えする研修も承っています。詳細は、Web技術研修をご覧ください。自社のSEO対策を強化したい、新人教育をしたいとお考えのホームページ制作会社様は、ぜひご利用ください。

この記事の著者

平野亮庵

経営・集客コンサルタント
平野 亮庵 (Hirano Ryoan)

国内でまだSEO対策やGoogleの認知度が低い時代から、検索エンジンマーケティング(SEM)に取り組む。SEO対策の実績はホームページ数が数百、SEOキーワード数なら数千を超える。オリジナル理論として、2010年に「SEOコンテンツマーケティング」、2012年に「理念SEO」を発案。その後、マーケティングや営業・販売、経営コンサルティングなどの理論を取り入れ、Web集客のみならず、競合他社に負けない「集客の流れ」や「営業の仕組み」をつくりる独自の戦略系コンサルティングを開発する。

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