社長の夢実現への道

ロングテールSEOのメリットとは?

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メリットを考えロングテールSEOに決めました

ロングテールSEOとは、たくさんの種類のロングテールキーワードでSEO対策する手法です。要するに自社のホームページをたくさんの検索キーワードでSEO対策し、アクセス数を飛躍的に増大させる方法です。

ロングテールキーワードとは、単ワードではなくニッチなキーワードのことです。例えば、注文住宅を販売している工務店であれば、「注文住宅」といった単ワードで上位ヒットを狙うのではなく、「注文住宅 省エネ 世田谷区」といったニッチなキーワードです。

「そのようなニッチなキーワードで上位ヒットしたところで、アクセス数が増えないのでは?」と疑問になられた方もいらっしゃるかもしれません。確かに、ロングテールキーワード1個だけで上位ヒットしても、ほとんど集客にはつながりません。しかし、100個、200個で上位ヒットさせることができたらどうでしょうか?

当社には、そのようなロングテールSEOの技術があり、10年以上の実績があります。

当社のロングテールSEOサービスでは、業種によりますが、BtoB集客では少なくとも100種類のキーワード以上でロングテールSEOを行っています。BtoB企業のお客様で、500種類以上の検索キーワードで上位ヒットすることに成功し、毎月高額な工作機械が何台も受注できるようになった企業様の実績もあります。

また、コンシューマ向けの商売をされている企業様のホームページでは、数千種類のロングテールキーワードでSEO対策を行う場合もあります。

このコラムでは、BtoC企業のみならず、BtoB企業のホームページでも有効なロングテールSEOのメリットを5つご紹介いたします。

中小企業で「効果的なネット集客をしたい」とお考えの方は、ぜひロングテールSEOの魅力を知っていただけたらと思います。

メリット1. ホームページのアクセス数が飛躍的に増大する

ロングテールSEOはSEO対策の手法の一種です。SEO対策の目的は、ホームページのアクセス数を増大させることです。

ロングテールSEOは、たくさんの検索キーワードで上位ヒットさせることができるので、相対的にアクセス数を増大させることができます。

例えば、「こたつ布団」という単ワードで上位ヒットさせるよりも、「こたつ布団 オーダーメイド」や「こたつ掛け布団 販売」などといった、たくさんのロングテールキーワードで上位ヒットさせる方が、アクセス数が増大させることができます。

当社のSEMコンサルティングの事例で、アクセス数を20倍以上に増加させられたこともあり、そのお客様は新規顧客をお断りするほどになりました。

メリット2. ロングテールキーワードでの検索はアクセスされやすい

月間検索回数(月間検索ボリューム)の多い検索キーワードで上位ヒットさせられたら、アクセス数が増やしやすいことは、間違いありません。ところが、ロングテールキーワードで上位ヒットさせた方が、単ワードで上位ヒットするよりも、ホームページのアクセス数が増える場合があります

例えば、「相続 裁判」というキーワードで、3位に上位ヒットさせられたとしましょう。この検索キーワードは、月間約2,000回ほど検索されていますが、3位ですとアクセス数は、ほんの10回程度なのです。3位でのクリック率(CTR)は、約0.5%です。

そして、「遺産相続 裁判 流れ」というロングテールキーワードで、3位に上位ヒットさせられたとしましょう。この検索キーワードは、月間約70回ほどしか検索されていません。「相続 裁判」と比較すると、圧倒的に少ない検索回数です。

ところが、アクセス数はなんと12回程度もあります。同じ3位でも、クリック率は約17%もあります。

「相続 裁判」と比べると「遺産相続 裁判 流れ」は、月間検索回数が約1/30しかないのにもかかわらず、アクセス数が約1.7倍となり、「遺産相続 裁判 流れ」でSEO対策した方がアクセス数が増大したのです。

このように、ロングテールキーワードで上位ヒットさせた方が、ホームページのアクセス数が多くなる場合があるのです。このことは、本当によくあります。

メリット3. お問い合わせや購入が飛躍的に増えやすい

ロングテールSEOによってアクセス数が増えたら、相対的にホームページ経由での集客数や売上高が増大することを述べました。それに加え、ロングテールキーワード(複合キーワード)で検索して、ホームページにアクセスしてきた人は、購入につながる割合が高いことが知られています。

例えば、彼女へのクリスマスプレゼントをネット検索で探している人がいたとしましょう。そのときに、「クリスマスプレゼント」という単ワードで検索する人と、「クリスマスプレゼント 彼女 20代 おすすめ」といったロングテールキーワードで検索する人がいます。

もちろん、単ワードで検索する人の方が圧倒的に多いのですが、実は購入する人は、後者のロングテールキーワードで検索する人なのです。

「クリスマスプレゼント」でのSEO対策は、過去に経験があり、上位ヒットさせることに成功したことがありました。12月上旬に上位ヒットに成功し、お客様からはたいへん喜ばれたのですが、お客様に「ところで、『クリスマスプレゼント』でネット検索してECサイトに訪れた人はどれぐらいいましたか?」と聞いたところ、「アクセス数は数万回以上でしたが、売上はゼロでした」とのご返答でした。

企業がホームページを制作する目的は、ほとんどの場合が売上獲得です。そうであるならば、SEO対策は単ワードではなく、ロングテールキーワードで行うべきです。

たくさんのロングテールキーワードでSEO対策を行うロングテールSEOは、「お問い合わせや購入が飛躍的に高まる」という効果が期待できます。

メリット4. SEO対策のコストが格安

単ワードでSEO対策は、どの企業でも狙っていることですので、どうしても強固にSEO対策している競合ホームページが多くなります。そうすると、上位ヒットしにくいのにSEO対策の料金がかかり、どうしても割高になります。

ところが、ロングテールSEOは競合ホームページが少ないので、上位ヒットが容易にでき、コストが安いす。

とあるロングテールキーワードで上位ヒットを狙ったときに、施策が完了してから1週間ほどで上位ヒットした例もあります。自社ホームページが上位ヒットしだすと、ポツポツとお問い合わせや注文が入り出します。

ロングテールSEOは、対策をしてすぐに上位ヒットするようになりやすいので、費用対効果が格安になります。

そこで得られた利益を、さらにロングテールSEOに振り向けることで、さらなる売上高の増大につなげることができます。

ロングテールSEOの費用は、どの程度の強度や頻度で行うかによって上下します。一度にたくさんのロングテールキーワードでの上位ヒットを狙う場合には、たくさんの費用がかかります。反対に、ロングテールキーワードを1つずつ上位ヒットさせていくと、費用は安価になります。

このように、「自社にとって最適なペース配分でSEO対策ができる」というメリットもあり、ロングテールSEOは中小企業でも最適な集客手法です。

メリット5. いずれ単ワードでも上位ヒットさせられる

「どうしても単ワードで上位ヒットさせたい」という企業もあることでしょう。私は、単ワードでのSEO対策を否定しているわけではなく、もちろん上位ヒットさせられた方が良いと考えています。

ロングテールSEOを丁寧に行っていると、実はいずれ単ワードでも上位ヒットするようになります

丁寧なロングテールSEOは、強引なSEO対策とは異なり、検索エンジンから得られる評価が少しずつ高まります。そして、一度上位ヒットしだすと、特別な事情が無い限り、その順位を維持してくれるようです。

つまり、ロングテールSEOを継続して行っていると、単ワードでも上位ヒットし、その順位が維持されるということです。

実際に、単ワードでの上位ヒットを目指していて、何社かSEO業者を変えながら対策しても上位ヒットさせられなかった企業がありました。その企業から当社にSEO対策のご相談をいただきました。

そのときアドバイスさせていただいたことは、「単ワードで上位ヒットさせられても、売り上げにつながらない。単ワードのSEO対策よりロングテールSEOの方が、コストパフォーマンスが圧倒的に高い」ということでした。お客様はそれにご納得いただき、ロングテールSEOを支援させていただきました。

すると、支援開始から3年ほどしたら、ずっと上位ヒットしていなかった単ワードで、突然1位を獲得できました。

そのお客様のホームページは、ロングテールSEOを開始してから、アクセス数は15倍ほどに伸び、今現在もさらに上昇しています。

このように、さまざまなメリットがあるロングテールSEOですが、ご紹介したように中小企業でも有効な手法です。

当社では、ロングテールSEOの実務支援のみならず、ロングテールSEOコンサルティングも行っています。ロングテールSEO魅力を感じられ、「自社のホームページに導入したい」とお考えになられたなら、ぜひ当社にご相談ください。貴社のご事情を考慮した最適な施策をご提案させていただきます。

この記事の著者

平野亮庵

経営・集客コンサルタント
平野 亮庵 (Hirano Ryoan)

国内でまだSEO対策やGoogleの認知度が低い時代から、検索エンジンマーケティング(SEM)に取り組む。SEO対策の実績はホームページ数が数百、SEOキーワード数なら万を超える。オリジナル理論として、2010年に「SEOコンテンツマーケティング」、2012年に「理念SEO」を発案。その後、マーケティングや営業・販売、経営コンサルティングなどの理論を取り入れ、Web集客のみならず、競合他社に負けない「集客の流れ」や「営業の仕組み」をつくる独自の戦略系コンサルティングを開発する。

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