社長の夢実現への道

経営理念コンサルティングを導入して満足度が高い社長の特徴

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経営理念コンサルタントで成果を出す社長の特徴

当社が提供しているコンサルティングサービスの1つ経営理念コンサルティングは、経営理念を構築して浸透させることをご支援することはもちろんのこと、社長が持つ経営上の課題について解決をしていきます。私は、営業を担当しているので、経営理念コンサルティングを継続してご利用いただいている社長にヒアリングを行っています。その中で、コンサルティングの満足度が高いと感じやすい社長の特徴が浮かび上がってきました。

経営理念コンサルタントやサービス内容をご紹介しながら、経営理念コンサルティングを受けてご満足度の高い社長の特徴4つをまとめました。


経営理念コンサルタントが経営理念づくりでもっとも大切にすること

経営理念コンサルティングを受けてみると、コンサルタントは社長に対して基本的にアドバイスをしません。「コンサルタントはアドバイスをする人」と思っている方は、驚かれたことでしょう。何をするのかと申しますと、経営理念コンサルティングでは基本的に社長に対して「質問のみ」行います。

その質問は、「なぜ」に関する質問が中心です。「なぜ」といった本質に迫る質問をコーチングでは「チャンクアップ」と言うそうです。チャンクアップを繰り返していくと、社長の夢や理想が出てきます。

社長が会社を立ち上げたときには、夢や希望に溢れていたことでしょう。その夢や希望を持ち続けながら、現実問題に取り組むことはなかなか難しいことです。経営理念コンサルティングでは、質問によって社長が持っている夢や希望を引き出してくれます。

社長が夢や理想を語るときは、モチベーションが高まるのではなくパッションに火が灯り、やる気に満ちてきます。このパッションが社員に伝わり、会社が活気づいていくのです。立派な会社をつくるためには、まず社長のパッションに火を灯すのです。

社長のパッションに火を灯し、社長の夢や理想を実現するための経営理念をつくることが、経営理念コンサルティングの仕事です。

それでは、経営理念コンサルティングを導入して満足度が高い社長の特徴の1つ目は、

1.夢や理想を持っていること

社長が今お持ちの課題の解決策はすでに説かれている(はず)

社長が夢や希望に燃えて、会社経営に取り組んでいく中で、必ず課題が出てきます。課題が多い社長は、それだけ会社が成長したのだというバロメータでもあります。ですので、課題が多いことに悩む必要はありません。課題の解決を1つずつ行い、そこから教訓を得て、その教訓を経営理念に盛り込むことができます。

課題解決の教訓が盛り込まれた経営理念には、従業員が成長していく中で、社長が経験してきた教訓を基に、自分自身で考えて問題解決に取り組むようになります。その結果、従業員が成長し、立派な会社になっていくのです。

当社の経営理念コンサルティングは、経営理念を構築して浸透させることをご支援することはもちろんのこと、社長が持つ経営上の課題を、1つずつご納得いただけるように解説し、解決をしていきます。

それでは、経営理念コンサルティングを導入して満足度が高い社長の特徴の2つ目は、

2.経営の課題を持っていること

経営理念コンサルタントが紹介する良書

会社の社長が持つ経営の課題は、複雑で難解です。しかし、その課題の解決方法は、どこかの本に書いてあるものです。

また、何度も繰り返して勉強することができる経営の参考書があります。そこには原理原則が書かれているはずです。その原理原則に基づいて考えたら、自ずと解決策が見つかることが多いです。

「社長は1日1冊以上の本を読むべし」とアドバイスされている方がいます。確かにそれは正しいことだと思います。私も、1日1冊以上の読書を目標にしていますが、毎日続けることは、なかなか難しいものです。

「良書は、50冊中1冊」とも言われているようです。ともすれば、平均して50冊読みこんで、ようやく良書にたどり着くことになります。時間と根性が必要です。

やはり社長は、良書を探すために、努力と根性で毎日書籍を読み続ける必要があるのでしょうか。できれば、そのようにされた方が良いことでしょう。

ところが、書籍を何千冊と読み込んできた経営理念コンサルタントに、面談で経営のアドバイスを求めることが可能です。すると、何冊も本を読まないと習得できないような知識を一瞬で得ることができます。

良書の条件は何でしょうか。さまざまな定義があるかと思いますが、ここでは「繰り返し読み返して勉強になるもの」と定義しておきたいと思います。経営にとっての良書とは、ときどき読み返したときに、自分の経営の改善に役立つものです。

経営理念コンサルタントが基本としている書籍の1つは、P.F.ドラッカーの書籍です。いろいろな時代のいろいろな種類の事例が参考になります。たいていの内容は正しいと言えるのですが、一部、中小企業に向かないアドバイスが含まれているようにも思います。

その部分を補完するために、私がお勧めしている書籍は、一倉定の書籍です。P.F.ドラッカーであれ一倉定であれ、どちらの書籍も「経営の考え方」が中心の内容です。一部ですが、両名で真逆にも思えるようなことを述べている箇所があります。

それを探すことも、両名の書籍を読み解く楽しみのひとつになりませんでしょうか?

希に「自社と同じ業種で同じ規模の社長が書いた本なら参考になるが」とおっしゃる社長がいます。そのような本は、「読むな」とは言いませんが、何の役に立ちません。同業種、同規模の会社は、その社長と同じことをしているからです。だから、同業種で同規模なのです。

それでは、経営理念コンサルティングを導入して満足度が高い社長の特徴の3つ目は、

3.良書を読んでいること

経営理念コンサルティングの姿勢

経営理念コンサルタントの仕事内容は、社長からとにかく話を聞くことです。そのために、コンサルタントと社長の人間関係が大切になります。人間関係が良好であれば、社長は安心して本音を語ることができるためです。

人間関係が良好になるためには、何が大切でしょうか。社長に「仕事を安心して任せられる」と思ってもらえることが大切です。そのためには、実績を出し続けられるかどうかです。

経営理念コンサルタントは、毎回の面談で社長にご満足をいただけるかどうかを大切にしています。経営理念コンサルティングのゴールの一つは、社長のパッションに火を灯すことです。毎回の面談でパッションに火が灯ったら、満足度の高いコンサルティングだということになります。

経営理念コンサルタントは、毎回の面談に真剣勝負で臨んでいます。だから、社長はコンサルタントを信頼してもらえるようになります。コンサルティングがうまくいくかどうかは、もちろんコンサルタントの能力の高さが求められますが、コンサルタントと社長の相性も大切であることは、言うまでもありません。

それでは、経営理念コンサルティングを導入して満足度が高い社長の特徴の4つ目は、

4.コンサルタントを信頼していること

まとめ

ここまで、経営理念コンサルティングで満足度の高い社長の特徴4つをまとめました。復習しますと、コンサルティングを導入して満足度が高い社長の特徴は、主に次の4つです。

  1. 夢や理想を持っていること
  2. 経営の課題を持っていること
  3. 良書を読んでいること
  4. コンサルタントを信頼していること

経営理念コンサルティングの導入をお考えの方のご参考になれば幸いです。

この記事の著者

関山淑男

経営理念コンサルタント
関山 淑男 (Sekiyama Toshio)

経営理念の構築・浸透とビジネスコーチングのスキルに親和性があることに気づき、研究や実績を重ね、経営理念コンサルタントとしてのスキルを確立していく。社長としての経営経験や赤字企業の業績回復支援の経験から掴んだ教訓、ピーター・ドラッカー先生や一倉定(いちくらさだむ)先生などの経営理論を融合させ、独自の経営理念コンサルティング・メソッドを開発。

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